現地1月9日、各国球界の移籍情報を発信する米専門メディア『MLB Trade Rumors』は、今季のトロント・ブルージェイズの先発ローテーションの5番手を特集し、その最有力候補として菊池雄星を挙げた。
昨季3年3600万ドル(約48億円)でブルージェイズに加入した左腕だが、球団の期待に応えられず8月途中に先発ローテーションから外され、中継ぎに回った。その後、リリーフとして12試合(18.1イニング)に出場するも、被安打17、10失点、11四死球、4被本塁打で防御率4.91と、結果はいまひとつ。不本意なシーズンとなってしまった。
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現段階でアレック・マノーア、ケビン・ゴーズマン、ホゼ・ベリオス、クリス・バシットと先発4番手まではほぼ確定している。彼らに次ぐ5人目には様々な憶測が飛び交うなか、『MLB Trade Rumors』は「キクチは経験値だけを見れば、5番手先発の最有力候補だろう」と伝えた。
ブルージェイズの一員となった昨シーズンを総評した同メディアは、「彼のコントロールは改善されてきており、先発では24.5%だった奪三振率は、リリーフでは39.8%と信じられないほど跳ね上がった。13.2%だった与四球率は救援では10.8%になった」と評する。
そして「僅かなサンプルに過ぎないが、おそらくキクチがローテーションから今後外れた場合、リリーフ左腕として素晴らしい仕事をする可能性を示していた」と新たな才能を開花させたと称えた。だが「6月に32歳を迎える彼は最も経験が豊富なため、先発の機会を得る可能性もある」と綴り、こう課題を記した。
「現時点でMLB通算466.1イニングで防御率5.02だ。もっと結果を出す方法を見つけ出さないといけないだろう」
他にも6人の候補を挙げた同メディアは、サムライ左腕に対し、「春季キャンプで5番手の先発の座を手に入れても、シーズン中に他の選手に奪われるかもしれない」と警鐘を鳴らした。
来月、春季キャンプが始まるMLB。5年目を迎える菊池の奮起を期待したいものだ。
構成●THE DIGEST編集部
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現段階でアレック・マノーア、ケビン・ゴーズマン、ホゼ・ベリオス、クリス・バシットと先発4番手まではほぼ確定している。彼らに次ぐ5人目には様々な憶測が飛び交うなか、『MLB Trade Rumors』は「キクチは経験値だけを見れば、5番手先発の最有力候補だろう」と伝えた。
ブルージェイズの一員となった昨シーズンを総評した同メディアは、「彼のコントロールは改善されてきており、先発では24.5%だった奪三振率は、リリーフでは39.8%と信じられないほど跳ね上がった。13.2%だった与四球率は救援では10.8%になった」と評する。
そして「僅かなサンプルに過ぎないが、おそらくキクチがローテーションから今後外れた場合、リリーフ左腕として素晴らしい仕事をする可能性を示していた」と新たな才能を開花させたと称えた。だが「6月に32歳を迎える彼は最も経験が豊富なため、先発の機会を得る可能性もある」と綴り、こう課題を記した。
「現時点でMLB通算466.1イニングで防御率5.02だ。もっと結果を出す方法を見つけ出さないといけないだろう」
他にも6人の候補を挙げた同メディアは、サムライ左腕に対し、「春季キャンプで5番手の先発の座を手に入れても、シーズン中に他の選手に奪われるかもしれない」と警鐘を鳴らした。
来月、春季キャンプが始まるMLB。5年目を迎える菊池の奮起を期待したいものだ。
構成●THE DIGEST編集部
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