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「打球が落ちてこない」松井秀喜がメジャー時代の衝撃を回顧! バッターとして「敵わないと思った」選手との逸話も披露

THE DIGEST編集部

2023.01.17

巨人の後輩・上原氏との対談で、松井氏がメジャー時代のエピソードを語った。(C) Getty Images

 巨人やMLBのボストン・レッドソックスで活躍した上原浩治氏が1月16日、自身のYouTubeチャンネル『雑談魂』を更新。ゲスト出演した巨人の先輩でMLBニューヨーク・ヤンキースなどでも活躍した松井秀喜氏が、「自身が敵わないと思ったバッター」などのエピソードを披露した。

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 冒頭、自身の選手人生を通じて敵わないと思った選手がいたかと問われた松井氏は、「そりゃいますよ」と即答。「バッターの才能として敵わないと思った選手もいますよ」という言葉には、上原氏も「いたんですか?」と驚くが、「やっぱり間近にいたのが、ヤンキースにはA・ロッド(アレックス・ロドリゲス)がいたでしょう。(ジェイソン)ジアンビもいたでしょ、(ゲーリー)シェフィールドも」と当時、チームメイトだった超強力スラッガーたちの名を挙げると、「やっぱりメジャーでホームラン王を獲るような選手の打球は……」とその凄味を強調した。

 当時の打撃練習を述懐した松井氏。メジャーでは4人一組で打撃ゲージでのバッティング練習を回すといい、「そこにA・ロッド、ジアンビ、シェフィールド、俺。ちょっと俺をここに入れないでって。恥ずかしいから入れないでくれって(笑)」と3人の打球のあまりの飛距離に、さすがの松井氏も引け目を感じてしまうほどだったという。その打球の凄さは松井氏いわく「もう(打球が)上がって落ちてこない。ポーンと上がってどこに落ちるのかなって見ていると、スタンドの奥の方まで行っちゃう」と、当時の衝撃を語った。

 対談した上原氏も「A・ロッドはそんなにスイングスピードが速いとは思わなかった。ただ、当たったら飛ぶ」と印象を語ると、何が違うのかと問われた松井氏は、「やっぱりパワーなんだろうね」と実感を込めて、その違いについて語っていた。

構成●THE DIGEST編集部
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