今春に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、各国が数多のメジャーリーガー、それも球界屈指のスター選手たちを招集。それにより「最上最高の大会になる」という声が小さくない。
世界が熱視線を注ぐ6年ぶりの野球界の祭典にあって優勝の期待が膨らんでいるのが、栗山英樹監督が率いる日本代表だ。3大会ぶりの戴冠を目指すチームは、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)やダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、鈴木誠也(シカゴ・カブス)の日本人メジャーリーガーのほか、NPBで活躍した村上宗隆(ヤクルト)や山本由伸(オリックス)らも招集。過去大会と比較しても「史上最強軍団」と言える陣容で大国に挑もうとしている。
国内屈指のスターが集い、まさに臨戦態勢にある侍ジャパン。ゆえに海外の識者たちも快進撃を予想する。MLB公式のネットワーク局『MLB Network』の敏腕記者であるジョン・モロシ氏は、『MLB Tonight』に出演。今大会の日本について意見を求められた際に、「私は今年のメンバーがサムライ史上でも最高だと思っている」と断言した。
「ショウヘイ・オオタニは、おそらくこのWBCで最大の目玉となる選手だ。このスポーツにおいて、いや世界で、あれだけの一大フィーバーを巻き起こしているのは彼しかいません。そして今大会の日本代表にはセイヤ・スズキもいて、ユウ・ダルビッシュもいる。かなり強いと私は思う」
また、NPBにも造詣が深いモロシ記者は、佐々木朗希(ロッテ)や村上、山本といった将来的なメジャー入りも予想されている選手たちもクローズアップ。「彼らはすでに能力はかなりのものがある。間違いなく、この先のMLBで見ることができるスターさ」と絶賛した。
そして、「日本の選手たちはハイレベルな大会で一緒にプレーした経験も豊富だ。彼らにとってはその経験は良い方に活きる」と、2019年のプレミア12制覇、そして21年の夏に開催された東京五輪での金メダルと、数少ない野球の国際大会で結果を出し続けている点を強調。あらためて大会制覇の可能性を秘めていると訴えた。
米メディアでも高く評価されている栗山ジャパン。指揮官が「正しいどうかではなく、信じるしかない。日本の野球をやって来て勝ち切りたい」と力強く宣言するチームは、列島に歓喜をもたらせるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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また、NPBにも造詣が深いモロシ記者は、佐々木朗希(ロッテ)や村上、山本といった将来的なメジャー入りも予想されている選手たちもクローズアップ。「彼らはすでに能力はかなりのものがある。間違いなく、この先のMLBで見ることができるスターさ」と絶賛した。
そして、「日本の選手たちはハイレベルな大会で一緒にプレーした経験も豊富だ。彼らにとってはその経験は良い方に活きる」と、2019年のプレミア12制覇、そして21年の夏に開催された東京五輪での金メダルと、数少ない野球の国際大会で結果を出し続けている点を強調。あらためて大会制覇の可能性を秘めていると訴えた。
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