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「5億ドル以上をコミットした」大谷翔平がFAならメッツ参戦は必至!?「非常識なオファーをする可能性」を米メディアが指摘

THE DIGEST編集部

2023.02.04

早くもMLBのFA市場を賑わす大谷。シーズン開幕前にもかからず、去就に対する噂が絶えない。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は今シーズン終了後、MLBのフリーエージェント(FA)を取得する。エンジェルスとの契約次第にもよるが、MLB関係者のなかでは、FA市場史上最大のビッグネームになると予想されている。

 そんな稀代の二刀流を巡るマネーゲームに、また新たな"噂"が噴出している。米スポーツニュースサイト『Yardbarker』によると、ニューヨーク・メッツがこの比類なき野球界のスーパースターへ「非常識なオファーを出してFA市場を形成する可能性がある」と伝えている。

 同サイトは、昨年オフシーズンのアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキースに残留)、ジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズからメッツに移籍)といった大物選手のFAを振り返りながら、今オフはそれ以上の記録的な契約になると言及している。なかでもメッツが、再び移籍市場を賑わす有力候補球団として、FAが見込まれる大谷の動向を追いかけると予想している。

 現地2日に配信した記事によると、オーナーのスティーブ・コーエン氏が、その財力を惜しげもなく発揮するだろうと指摘している。いまMLBで最も勢いのある人物は、「リーグで最も高価なものの一つであるショウヘイ・オオタニのため、5億ドル以上をコミットした」とも言われている。
 
 興味深い証言も出てきている。ニューヨークに拠点を置く米紙『New York Post』は水曜日に、メッツ関係者の証言を一部紹介している。

「オオタニはスポーツ界の歴史のなかで、最高額の支払い選手になるだろう。なぜなら、(メッツの)オファーは非常識になるからだ。誰かが、それを打ち負かして止めたいのなら、我々は臨むところだ」

 大胆な主張だが、メッツのオーナーであるコーエン氏は確かな資金力を武器にメッツを魅力あるチームに変貌させてきた。稀代の二刀流を獲得するためなら、惜しげもなく巨額の大金を投じる可能性は十分に考えられるだろう。

 米球界で唯一無二の存在へと駆け上がった大谷。日本の至宝を巡る争奪戦は、いまだ憶測が絶える気配がない。

構成●THE DIGEST編集部

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