2月6日、阪神タイガースは沖縄県宜野座で春季キャンプ6日目を迎えた。
この日は雨天のため、室内練習場で連携のカギとなるチームプレーを投手と野手含め、ナイン全員が行なった。その指導の中心には、通算381個の盗塁をマークした阪神OBの赤星憲広氏の姿があった。
2001年にドラフト4位で阪神に入団した赤星氏は、プロ1年目から5年連続で盗塁王に輝くなど、プロ9年間で381個の盗塁をマーク。2度のセ・リーグ優勝に大きく貢献した。
岡田彰布監督が指揮した2005年にはシーズン60盗塁を決めるなど、第1次岡田政権のリードオフマンとして活躍した赤星氏。そんな伝説の盗塁王は2月4日から3日間、臨時コーチとして招かれ、この日で最終日を迎えた。
指導最終日となったこの日は、投手陣に走塁の極意を伝授。全体のウォーミングアップを終えた後、サインプレーに加わった一部の投手を除き、若虎たちに自らの走塁術、考え方を口頭で伝え、ときには身振り手振り交えて指導した。
練習終了後、赤星氏は充実した表情を見せ「彼らの持っているものをプラスアルファ、僕が持っているものを教えられたと思う」と、3日間の指導を振り返った。
「何よりも一番(選手たちが)変わったと思うのは、みんな力が入るだけ蛇行する。蛇行しないような、走り方や体重のかけ方とかを教えていたので。シーズン中も含めて1年戦っていく上でやり続けなければいけない部分なので、継続してもらえれば。今年に限らず、来年以降いい結果につながるんじゃないかなと思います」
2005年岡田阪神の起爆剤として、ダイヤモンドを駆け回ったスピードスターの極意は、チームにどんな化学変化を起こしたのか。若虎ナインは球団OBの偉大な言霊を胸に刻み、キャンプは第2クールを迎える。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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2001年にドラフト4位で阪神に入団した赤星氏は、プロ1年目から5年連続で盗塁王に輝くなど、プロ9年間で381個の盗塁をマーク。2度のセ・リーグ優勝に大きく貢献した。
岡田彰布監督が指揮した2005年にはシーズン60盗塁を決めるなど、第1次岡田政権のリードオフマンとして活躍した赤星氏。そんな伝説の盗塁王は2月4日から3日間、臨時コーチとして招かれ、この日で最終日を迎えた。
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練習終了後、赤星氏は充実した表情を見せ「彼らの持っているものをプラスアルファ、僕が持っているものを教えられたと思う」と、3日間の指導を振り返った。
「何よりも一番(選手たちが)変わったと思うのは、みんな力が入るだけ蛇行する。蛇行しないような、走り方や体重のかけ方とかを教えていたので。シーズン中も含めて1年戦っていく上でやり続けなければいけない部分なので、継続してもらえれば。今年に限らず、来年以降いい結果につながるんじゃないかなと思います」
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取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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