野球日本代表「侍ジャパン」が3度目の優勝を狙う、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕が近づいてきている。米放送局『MLBネットワーク』が現地時間2月9日、出場20チームの最終登録メンバーを発表、いよいよ本大会のイメージが明確になってきており、野球ファンの期待も膨らむ一方だ。
【画像】WBCに挑む侍ジャパン30名の顔ぶれを厳選PHOTOで一挙紹介! これまで、前評判では多くのスター選手を揃える米国やドミニカ共和国が優勝候補の筆頭として扱われてきており、日本はその2か国に次ぐ位置付けとされている。もちろん、大谷翔平やダルビッシュ有などのメジャーリーガーやNPBのトッププレーヤーで構成される代表チームは、歴代屈指のタレント軍団。大会制覇も十分狙える存在として、各国メディアからの評価も高い期待とともに伝えられているようだ。
米サイト『Metsmerized Online』では、大会有力国の特集を組んでおり、同メディアによる日本の注目選手の特徴も記している。記事の中では大谷翔平には投打での活躍を望んでいることの他、打線の軸となる存在として村上宗隆、山田哲人、さらには外野手の主力と目されている鈴木誠也、吉田正尚、ラーズ・ヌートバーの名前を列挙。中でも今回が2度目のWBC出場となる山田には「2017年の大会では27打数8安打、2本塁打、5打点と好成績を残している。30歳の中堅手は、2022年にヤクルトで130試合に出場し、31二塁打、23本塁打を記録した」と前回大会の成績や昨季のシーズンスタッツを掲載している。
また、同僚である村上には「もし、彼がアメリカに来ることができたら、間違いなく注目の選手である」と指摘しており、ボストン・レッドソックス入りとなった吉田に関しても「おそらく4月にはレッドソックスの上位打線に入ることが予想され、日本ではコンタクト打法とプレートディシプリンを身に付けている」と米球界でのプレーにも言及。
他にも、今大会が初の代表選出となった捕手の大城卓三についても「昨シーズンは読売ジャイアンツで.266/.339/.416のスラッシュライン、13本塁打、43打点を記録している。守備面では、NPBでの5シーズンを通して捕手でのエラーはわずか12個。攻守で活躍が期待される」と見込みを示している。
海を渡ったメジャーリーガーやNPBの主力プレーヤーなど、日本野球から生まれた多くの才能は各国のスター選手にもひけをとらない。大舞台でそれぞれのポテンシャルを発揮することにより、必ずや3度目の頂点を掴めるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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また、同僚である村上には「もし、彼がアメリカに来ることができたら、間違いなく注目の選手である」と指摘しており、ボストン・レッドソックス入りとなった吉田に関しても「おそらく4月にはレッドソックスの上位打線に入ることが予想され、日本ではコンタクト打法とプレートディシプリンを身に付けている」と米球界でのプレーにも言及。
他にも、今大会が初の代表選出となった捕手の大城卓三についても「昨シーズンは読売ジャイアンツで.266/.339/.416のスラッシュライン、13本塁打、43打点を記録している。守備面では、NPBでの5シーズンを通して捕手でのエラーはわずか12個。攻守で活躍が期待される」と見込みを示している。
海を渡ったメジャーリーガーやNPBの主力プレーヤーなど、日本野球から生まれた多くの才能は各国のスター選手にもひけをとらない。大舞台でそれぞれのポテンシャルを発揮することにより、必ずや3度目の頂点を掴めるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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