3月8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。3大会ぶりの世界一を目指す侍ジャパンは、今月17日から宮崎県で強化合宿を行なっており、来るべき本番に向け、連日ピッチを上げて調整を進めている。
そんななか、米スポーツ専門メディア『FanDuel Sportsbook』はWBCの最新オッズを発表した。同サイトによると、オッズトップはドミニカ(+220)。次位にアメリカ(+240)、日本は3番目(+270)にランクされていた。この3か国が抜けており、以下ベネズエラ(+1400)、プエルトリコ、メキシコ(ともに+1600)、韓国、キューバ(ともに+3400)と続いている。
米老舗スポーツ誌『The Sporting News』は『FanDuel Sportsbook』が発表したオッズ表について、「米国はスター選手を揃え、WBCの優勝候補の一角であるドミニカと日本との厳しい競争にさらされることになるだろう」と予測し、世界一連覇への道のりは厳しいと見ている。
加えて「トップ3か国以外では、メキシコとプエルトリコが才能あるロースターが名を連ね、WBCのフィールドを揺るがす可能性を秘めている」と中南米の2か国をダークホースに挙げている。
同誌は今大会の最注目チームにドミニカ代表を推している。記事によると、「日本にはショウヘイ・オオタニとユウ・ダルビッシュがおり、米国には才能豊かなロースターがいるにもかかわらず、我々はWBCを勝ち抜くためにドミニカに注視しなければならない」と米国に引けを取らないメジャーの超一流プレーヤーを揃えた第3回のWBCチャンピオンを警戒する。
その理由は、やはりメジャーでも屈指の選手を投打で揃えた点を次のように評価。勝利を掴むには、一筋縄ではいかないだろうと見解を立てている。
「彼らは昨季ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたサンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ)、クリスチャン・ハビエル(ヒューストン・アストロズ)、ジョニー・クエト(マーリンズ)、そして23歳のロアンジ・コントレラス(ピッツバーグ・パイレーツ)という優れた先発ローテーションを擁している。これらの投手陣と攻撃陣を組ませれば、打ち負かすのは難しいだろう」
確かに、今大会スター選手で占められたドミニカ代表は最強メンバーとの呼び声が高い。先述した投手陣だけでなく、打撃陣では2021年アメリカン・リーグ本塁打王ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、通算125本塁打のフアン・ソト(サンディエゴ・パドレス)、昨季メジャー新人王に輝いたフリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)らが名を連ねている。
優勝候補の米国も最警戒するドミニカ代表。14年ぶりの世界一奪還を狙う侍ジャパンにとっても、大きな壁になることは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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米老舗スポーツ誌『The Sporting News』は『FanDuel Sportsbook』が発表したオッズ表について、「米国はスター選手を揃え、WBCの優勝候補の一角であるドミニカと日本との厳しい競争にさらされることになるだろう」と予測し、世界一連覇への道のりは厳しいと見ている。
加えて「トップ3か国以外では、メキシコとプエルトリコが才能あるロースターが名を連ね、WBCのフィールドを揺るがす可能性を秘めている」と中南米の2か国をダークホースに挙げている。
同誌は今大会の最注目チームにドミニカ代表を推している。記事によると、「日本にはショウヘイ・オオタニとユウ・ダルビッシュがおり、米国には才能豊かなロースターがいるにもかかわらず、我々はWBCを勝ち抜くためにドミニカに注視しなければならない」と米国に引けを取らないメジャーの超一流プレーヤーを揃えた第3回のWBCチャンピオンを警戒する。
その理由は、やはりメジャーでも屈指の選手を投打で揃えた点を次のように評価。勝利を掴むには、一筋縄ではいかないだろうと見解を立てている。
「彼らは昨季ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたサンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ)、クリスチャン・ハビエル(ヒューストン・アストロズ)、ジョニー・クエト(マーリンズ)、そして23歳のロアンジ・コントレラス(ピッツバーグ・パイレーツ)という優れた先発ローテーションを擁している。これらの投手陣と攻撃陣を組ませれば、打ち負かすのは難しいだろう」
確かに、今大会スター選手で占められたドミニカ代表は最強メンバーとの呼び声が高い。先述した投手陣だけでなく、打撃陣では2021年アメリカン・リーグ本塁打王ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、通算125本塁打のフアン・ソト(サンディエゴ・パドレス)、昨季メジャー新人王に輝いたフリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)らが名を連ねている。
優勝候補の米国も最警戒するドミニカ代表。14年ぶりの世界一奪還を狙う侍ジャパンにとっても、大きな壁になることは間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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