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「ショックがデカい」鈴木誠也がWBC出場辞退に無念さ吐露。開幕直前の離脱でファンに謝罪「本当に申し訳ない」

THE DIGEST編集部

2023.03.01

WBC出場が期待されていたなかで、無念の故障離脱を余儀なくされた鈴木。現在の心境を本人が語った。(C)Getty Images

WBC出場が期待されていたなかで、無念の故障離脱を余儀なくされた鈴木。現在の心境を本人が語った。(C)Getty Images

 ショッキングな出来事に無念さが滲み出た。

 来る3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出されていた鈴木誠也(シカゴ・カブス)が、現地2月28日に左脇腹痛による本大会出場辞退後では初となるメディア取材に対応。「いやあ、もうほんとに悔しいですし、そこに合わせてずっとやってきてたんで」とやり切れない思いを漏らした。
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「日本のチームでやることもすごく楽しみでしたし、すごくショックではあります」

 険しい表情で、そう語った鈴木。MLB公式サイトでカブス番を務めるジョーダン・バスティアン記者など地元メディアが伝えたところによれば、出場予定だった今月25日のサンフランシスコ・ジャイアンツとのオープン戦を欠場した際には、「脇腹をやったことはなかったので、どこまで危ないのかが分かってなかった」という。

 その後にアリゾナ州内の病院で精密検査し、「左腹斜筋損傷」と診断された。「ちょっとイライラもしていました」という鈴木は「WBCの方に頭が行っていたのでショックがでかい」と正直に告白。そのうえで「もちろん開幕にあえばベストなんですけど、そこばかりを目指して焦って、シーズン途中で離脱というのは絶対に嫌。とにかくしっかり治してからやりたい」と先を見据えた。
 
 そして、鈴木は無念の離脱となった侍ジャパンへのメッセージも贈った。

「こういう形で離脱となってしまって、すごく申し訳ないです。すごく申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど、他に日本代表で頑張る選手もたくさんいるので。そこをしっかり応援してもらいたい」

 なお、現時点で球団による鈴木のリハビリプランなどは明らかになっていない。関係者の間では同箇所の故障は長期化が懸念されているだけに、まずは万全の状態にまで回復してもらうことを願うばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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