大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の見せた何気ない振る舞いがクローズアップされている。
話題となっているのは、3月3日にバンテリンドームナゴヤで行なわれた中日ドラゴンズとの壮行試合での一幕だ。同日から侍ジャパンに合流し、ベンチから同僚たちの戦況を見守っていた大谷。彼がリーダーシップとも取れる行動を見せたのは、4回裏に、岡本和真(巨人)が放った三塁ゴロの間に日本が1対1とした瞬間だった。
日本球界では、いかなる形でも得点をあげた選手をベンチで出迎えるのが通例。この時も侍ジャパンの選手たちがハイタッチで迎え入れた。しかし、日系人選手として初の代表戦士となったラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)は、この“儀式”を知らず、ベンチの奥にたたずんでいた。すると、すかさずヌートバーの表情に気付いた大谷は腕を軽く引っ張ると、選手たちの列に加えたのだった。
見知らぬしきたりを知らぬ“新人”もほっとかないあたりは流石と言うべきか。試合中継映像にも映り込んだ二刀流戦士の行動にはファンや識者も感嘆。SNSでは「大谷のこういうところが好き」「自分もメジャーで『外国人選手』だから、言葉も分からない合流したばかりのヌートバーの気持ちを汲める」「あらためて感動した」「なんて良い男なんだ」と反響が相次いだ。
この日の取材で「正直言って緊張もありました」と明かしていたヌートバー。そんな25歳のニューカマーのメンタルを和らげ、チームの輪に入れた大谷の行動は流石だった。
構成●THE DIGEST編集部
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日本球界では、いかなる形でも得点をあげた選手をベンチで出迎えるのが通例。この時も侍ジャパンの選手たちがハイタッチで迎え入れた。しかし、日系人選手として初の代表戦士となったラーズ・ヌートバー(セントルイス・カーディナルス)は、この“儀式”を知らず、ベンチの奥にたたずんでいた。すると、すかさずヌートバーの表情に気付いた大谷は腕を軽く引っ張ると、選手たちの列に加えたのだった。
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構成●THE DIGEST編集部
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