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侍ジャパン

元ドジャースGMが“自己最速165キロ”を計測した佐々木朗希を絶賛。WBC期間は「世界中のファンが彼を知り、楽しむことになるだろう」

THE DIGEST編集部

2023.03.05

初回に165キロを計測した佐々木。圧巻の投球を見せた。写真:滝川敏之

初回に165キロを計測した佐々木。圧巻の投球を見せた。写真:滝川敏之

 驚異の21歳に海外からも賛辞の声が上がっている。3月4日、自己最速&日本人最速タイの165キロをマークした佐々木朗希(ロッテ)だ。

【動画】令和の怪物がついに165キロをマーク!その歴史的瞬間をチェック
 この日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表は、バンテリンドームで壮行試合を行ない、前日に続いて中日と対戦。開幕を直前に控えるなか、先発マウンドに上がった佐々木は、160キロ台を連発するなど、3回53球を投げ、被安打1、与四球2、奪三振3、無失点と好投を披露した。

 中でも衝撃だったのは、初回2死一、三塁で迎えたアキーノへの4球目だ。その剛腕から真ん中低めのストレートが投じられると、電光掲示板には、なんと「165km/h」の表示。自己最速を1キロ更新するとともに、ベンチから見守っていた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の日本人最速記録に並ぶ瞬間だった。

 あらためて怪物ぶりを示した21歳には、“野球の本場”からも視線が熱い。日本代表が中日を4-1で下したこの試合後、かつてロサンゼルス・ドジャースのゼネラルマネジャー(GM)を務めていたダン・エバンス氏は、公式ツイッターを更新。165キロが飛び出したシーンの映像を引用した上で、佐々木の存在に注目を寄せている。

 文面では、3月8日にいよいよ開幕する“野球の祭典”へ向けて、「世界中にいる野球ファンの多くは、WBCが開催される数週間でロウキ・ササキを知り、楽しむことになるだろう」と予測。今大会で佐々木の国際的な評価も一気に高まると考えているようで、「大きな可能性を秘めたエリート級の投手だ」と、その確かなポテンシャルを絶賛した。

 開幕前からファンを大きくどよめかせた佐々木。果たしてWBCでは、どのようなピッチングが見られるだろうか。まずは、11日のチェコ共和国戦で先発が濃厚とされている。

構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】佐々木朗希が先発!侍ジャパンvs中日ドラゴンズの第2戦!

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