ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕を前に、MLB公式サイトが11人の専門記者による「優勝&MVP予想」を掲載した。
11人中4名が日本の優勝を予想。ドミニカ共和国と並ぶ最多タイの高評価で、11人全員が4強に進出すると見立てた。
そんななか、たったひとりだけ「韓国優勝」と予想したのがマイケル・クレア記者だ。準決勝で韓国がドミニカを、日本がアメリカをそれぞれ破って決勝に駒を進め、この大一番を韓国が制するとした。MVPにはク・チャンモ投手を推している。
クレア記者は、「上位4チームはいずれも攻守両面に強力で人材も豊富。その中から優勝チームを選ぶのは不可能に近い」としつつ、「最終的にはもっともバランスの取れた2チームが決勝に進出するだろう」と論じて、次のように続けた。
「日本も韓国も素晴らしいタレントを揃えているが、韓国はおそらく今大会最高のブルペン(リリーフ投手)を誇る。2チームは10回対戦したら日本が7回勝つかもしれない。しかし一発勝負のファイナルでは、わずかな差で韓国に軍配が上がると私は見ている。過去2大会、韓国は1次ラウンドさえ突破できなかった。今大会では肩の力を抜いてプレーし、世界を驚かせるかもしれない」
この大胆予想にすぐさま呼応したのが、韓国ニュースメディアの『Mania Times』だ。「MLBのレポーターは韓国が日本に勝つと予想した。最高のブルペンだという評価だ」と題し、記事内容を詳細に紹介。メインカットに選んだのは、あの“マウンドに太極旗”写真だ。
2006年の第1大会・2次ラウンドで、韓国は日本に勝利。喜びのあまり、マウンドに韓国国旗である太極旗を立てて猛批判を浴びた。日本側にしてみれば屈辱以外の何物でもなく、当時主軸だったイチローは「野球人生でもっとも屈辱的な日」と怒りを表明。海外メディアも非紳士的な振る舞いを糾弾した。
はたして、決勝で14年ぶりの日韓戦は実現するのか。まずは1次ラウンド・第2戦(3月10日)でのバトルに注目が集まる。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】2006年の第1回大会でマウンドに突き立てられた韓国国旗
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「日本も韓国も素晴らしいタレントを揃えているが、韓国はおそらく今大会最高のブルペン(リリーフ投手)を誇る。2チームは10回対戦したら日本が7回勝つかもしれない。しかし一発勝負のファイナルでは、わずかな差で韓国に軍配が上がると私は見ている。過去2大会、韓国は1次ラウンドさえ突破できなかった。今大会では肩の力を抜いてプレーし、世界を驚かせるかもしれない」
この大胆予想にすぐさま呼応したのが、韓国ニュースメディアの『Mania Times』だ。「MLBのレポーターは韓国が日本に勝つと予想した。最高のブルペンだという評価だ」と題し、記事内容を詳細に紹介。メインカットに選んだのは、あの“マウンドに太極旗”写真だ。
2006年の第1大会・2次ラウンドで、韓国は日本に勝利。喜びのあまり、マウンドに韓国国旗である太極旗を立てて猛批判を浴びた。日本側にしてみれば屈辱以外の何物でもなく、当時主軸だったイチローは「野球人生でもっとも屈辱的な日」と怒りを表明。海外メディアも非紳士的な振る舞いを糾弾した。
はたして、決勝で14年ぶりの日韓戦は実現するのか。まずは1次ラウンド・第2戦(3月10日)でのバトルに注目が集まる。
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