ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は３月10日、プールAのパナマ対キューバが行なわれ、13対４でキューバが逆転で勝ち、今大会初勝利を挙げた。

【動画】デスパイネが先制のタイムリー二塁打！背水のキューバ、猛打爆発 　開幕戦のオランダ戦に敗れ、前日のイタリア戦もタイブレーク方式の延長の末に敗れ、もう後がなくなったキューバ。この日も１回に元ソフトバンクの４番・デスパイネの二塁打で先制し、２回にも追加点を挙げるが、その裏にパナマに４点を奪われ逆転。５回までリードされる展開が続いた。

　しかし、６、７回とこれまで湿りがちだった打線が一気に爆発。この２イニングで一挙９点を挙げて試合をひっくり返すと、８回にはやはり元ソフトバンクのグラシアルの三塁打をきっかけに２点を追加して13-４とする。終盤は７回、８回と中日ドラゴンズの育成選手、アルバレスがパナマ打線を零封。最後はレイエスが抑え切った。

　結局、キューバが猛打爆発で今大会初勝利を挙げ、依然厳しい状況ながら１次ラウンド突破へ望みをつないだ。

構成●THE DIGEST編集部
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