専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
侍ジャパン

「リスペクトだ!」チェコ野球協会も死球を詫びた佐々木朗希を称賛! “和解2ショット”に反響続く「胸が熱くなる」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.13

エスカラ(右)のもとにお菓子を届けた佐々木(左)。彼の紳士的行動が話題となっている。写真:鈴木颯太朗

エスカラ(右)のもとにお菓子を届けた佐々木(左)。彼の紳士的行動が話題となっている。写真:鈴木颯太朗

 微笑ましい2ショットが巷を賑わせている。

 話題となっているのは、チェコ野球協会の公式ツイッターが投稿した写真だ。そこには、日本代表の佐々木朗希とともに代表戦士のウィリー・エスカラが笑顔で映り込んでいるのだが、彼の片手にはビニール袋いっぱいに詰められたお菓子が下げられている。

 この2ショットの発端となったのは、11日に行なわれたチェコ戦に佐々木が登板した際に、エスカラの右膝に162キロの剛速球をぶつけてしまったためだった。

 故意ではなかったが、エスカラの膝がひどく腫れたと知った佐々木は、謝罪するべく13日の早朝にチェコ代表の宿舎を来訪。「コアラのマーチ」など所属するロッテから発売されているお菓子を持参し、エスカラはもちろんチェコナインとの交流を図ったのである。
 
 心温まる“和解ショット”を投稿したチェコ野球協会は「ロウキ・ササキは、休みの日にもかかわらず早起きをし、チェコが球場へ移動する前にウィリー・エスカラに会いに来てくれた。彼はエスカラの膝に“ロケット”をぶつけてしまったことを謝罪し、お菓子が詰まった袋を2つも持ってきてくれた。リスペクトだ」と驚きを持って紹介した。

 この投稿は大きな反響を呼び、「朗希の行動にも拍手だしチェコにも拍手」「本当に胸が熱くなる」「本当に清々しい気持ちにさせてくれる」といったファンからのコメントが相次いだ。そして、サプライズ的にやってきたという佐々木にはチェコの指揮官も「ササキがこんなにも温かい心遣いをしてくれて本当に素晴らしかった」と脱帽した。

 21歳の若武者がチェコチームを驚かせもした粋な行動。その反響はしばらく続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「素晴らしい行動だった」死球を詫びた佐々木朗希の“紳士的振る舞い”にチェコ監督も感激! まさかの来訪に「野球は世界を結ぶ」【WBC】

【関連記事】「こんなに野球を愛しているファンはいない!」チェコ代表監督が日本の野球ファンを絶賛!初出場国の指揮官が抱く夢とは?【WBC】

【関連記事】「野球ファンのレベルも“世界一”!」チェコ監督が日本のファンを称賛!「栗山監督が羨ましい」と口にした理由は?【WBC】
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号