自慢の打線が最後の最後で爆発した。
３月13日、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は、プールB第４戦の韓国代表対中国代表の一戦が東京ドームで行なわれ、韓国が22対２で５回コールド勝ちを収めた。
日中の試合でオーストラリアがチェコを撃破していたため、３大会連続での１次ラウンド敗退が決まっていた韓国。すでに次への望みを絶たれたなかで迎えた一戦で、初回から猛攻を見せた。
序盤から主導権を握った。初回に中国の先発右腕アラン・カーターを攻め立てた韓国はイ・ジョンフとカン・ベクホのタイムリーで２点を先制。その裏に同点とされたものの、２回に２点をあげて勝ち越すと、３回にはボークやワイルドピッチを繰り返した相手の拙守もあって８点を加点。ここで一気に突き放した。
４回には３回にタイムリーを放っていたパク・コンウがレフトスタンドの中段に着弾する満塁ホームランをマーク。ただでさえ集中力を欠き始めていた中国ナインの戦意を完全に喪失させ、試合を決めた。
５回には、この試合で４番に抜擢されたキム・ハソンが、チーム２本目となる満塁ホームランをマーク。中国を大会記録となる１試合22得点で完膚なきまでに叩きのめした韓国は、日本に４対13で敗れる惨敗を喫して国内メディアからの批判が相次いだ大会を胸のすく大勝で終えた。
構成●THE DIGEST編集部
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４回には３回にタイムリーを放っていたパク・コンウがレフトスタンドの中段に着弾する満塁ホームランをマーク。ただでさえ集中力を欠き始めていた中国ナインの戦意を完全に喪失させ、試合を決めた。
５回には、この試合で４番に抜擢されたキム・ハソンが、チーム２本目となる満塁ホームランをマーク。中国を大会記録となる１試合22得点で完膚なきまでに叩きのめした韓国は、日本に４対13で敗れる惨敗を喫して国内メディアからの批判が相次いだ大会を胸のすく大勝で終えた。
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