球界で唯一無二の二刀流は、世界の垂涎の的なのだ。3月15日に行なわれるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝(オーストラリア戦)を前に、会見に臨んだキューバの面々が口にした言葉は、まさにそれを感じさせた。
侍ジャパンの一員として参加している大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。投打で違いを生み出す彼は、このWBCでも異彩を放っている。先発マウンドに立った初戦の中国戦では4イニングを投げ、無失点、被安打1、5奪三振と好投。打っては、全4試合で打率.500(12打数6安打)、8打点を叩き出し、OPS(出塁率+長打率)は1.684と驚異の成績をマークし、プールBのMVPにも選ばれた。
間違いなく今大会の主役と言うべきサムライには、キューバの面々も驚きを隠さなかった。会見に登場したアルマンド・ジョンソン監督は大谷について問われると、直前までつり上がっていた眉毛が下がり、こう言葉を紡いだ。
「オオタニは信じられないぐらい良いよ。もうバッターとしても、ピッチャーとしても、いまだに大きな可能性を持った選手だ。オオタニというのは私の想像力を超える人間なんだ」
さらに会見に出席した主力外野手のヤディル・ドレイクも「いまのところ全アスリートが彼のようになりたいと思っていると思う」と強調する。
2017年に日本ハムで1年間だけプレーし、大谷とは同僚でもあった32歳も、今大会は打率.467(15打数7安打)、OPS1.100と絶好調だ。しかし、球史に名を刻み続ける二刀流戦士は違うようで、最大級の賛辞を口にした。
「僕はファイターズにいた時から彼のやっていることを誇りに感じていた。本当に凄いんだ。今はその想いがさらに強くなっているよ。彼はいうなれば、人類を超越するような存在なんだ。世界の中でもナンバーワンの選手で、他の星から来たような選手だ」
野球大国キューバの面々をして、「間違いなく世界最高の選手だ」と言わしめる。これこそが、大谷翔平の傑物ぶりを如実に物語ると言えよう。
構成●THE DIGEST編集部
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侍ジャパンの一員として参加している大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。投打で違いを生み出す彼は、このWBCでも異彩を放っている。先発マウンドに立った初戦の中国戦では4イニングを投げ、無失点、被安打1、5奪三振と好投。打っては、全4試合で打率.500(12打数6安打)、8打点を叩き出し、OPS(出塁率+長打率)は1.684と驚異の成績をマークし、プールBのMVPにも選ばれた。
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さらに会見に出席した主力外野手のヤディル・ドレイクも「いまのところ全アスリートが彼のようになりたいと思っていると思う」と強調する。
2017年に日本ハムで1年間だけプレーし、大谷とは同僚でもあった32歳も、今大会は打率.467(15打数7安打)、OPS1.100と絶好調だ。しかし、球史に名を刻み続ける二刀流戦士は違うようで、最大級の賛辞を口にした。
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