決勝進出の夢は果たせなかったが、惜しみない賛辞が贈られている。

　ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は現地３月20日（日本時間21日）に準決勝が行われ、日本代表がメキシコ代表に６対５で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。

　メキシコは４回表に日本の先発・佐々木朗希からL・ウリアスが３ランを放って先制すると、７回裏に吉田正尚の３点本塁打で追いつかれるも、８回に２点を奪取。１点リードで最終回を迎えた。

　しかし、クローザーのガジェゴスが無死一、二塁のピンチを招くと、この試合でも４打数無安打と当たりのなかった５番の村上宗隆に２ベースを浴び、逆転サヨナラ負けを喫した。

【動画】大谷翔平がサヨナラの口火を切る執念の二塁打！ 　それでも、母国のファンは日本を追い詰めた健闘ぶりを称賛。SNS上では「誇りに思う」「彼らは素晴らしい。国の模範だ」「歴史を作った」「最高の最高だ」「日本がリードしたのは最後のプレーで勝った時だけだった」「初めて日本を本気にさせた」「野球界の巨人を苦境に陥れた。素晴らしい未来がある」といった声が続々と上がっている。

　最後まで分からない、両軍による素晴らしい好ゲームだった。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】土壇場での劇的展開に世界も熱狂！ 村上宗隆の起死回生のサヨナラ打に米記者は感嘆「日本の凄まじい野球だ」【WBC】

【関連記事】「監督は本塁打王を信じていた！」村上宗隆が放った起死回生の逆転サヨナラ弾に韓国メディアも熱狂！「バントではなかった…」【WBC】

【WBC PHOTO】「村上打ったー！」劇的サヨナラ勝利となった準決勝メキシコ戦を厳選ショットで振り返る！