世界が誇る“二刀流”の行動に米記者らの胸が騒いでいるようだ。
現地3月21日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝のアメリカ戦が、米フロリダ州マイアミにあるローンデポ・パークで行なわれている。日本代表の大谷翔平(エンジェルス)が試合途中にブルペンへ向かう姿にSNSが騒がしくなっている。
3対1と2点リードの5回終わり、「3番・DH」でスタメン出場の大谷が、外野の奥にあるブルペンへ移動したのだ。試合前から「自分にできることは何でもしたい。それが投げることであれば、一生懸命頑張りたい」とリリーフ登板を示唆していた背番号16が、ついに動き出した。
同舞台で誰もが成し得なかったリアル“二刀流”の姿に、米記者は冷や汗をかいている。『MLB Pipeline』のサム・ダイクストラ記者は、「今まで見たなかで、最も威圧的なブルペンへ向かう姿だった」とコメント。
また米紙『Dallas Morning News』のエバン・グラント記者は、「ダルビッシュとオオタニがブルペンで投げている」と情景を描写し、「とんでもないことになる…。正気の沙汰じゃない」と焦りの色を見せている。
14年ぶり世界一を目指す日本代表。総力を挙げて前回王者に立ち向かっている。
構成●THE DIGEST編集部
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