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侍ジャパン

「バカじゃない」酷評され続けた中村悠平。“世界一の捕手”へと飛躍でファン感涙!「ノムさんも褒めてくれるかな」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.22

好リードを見せた中村。世界一のキャッチャーとなりファンからも歓喜の声が上がっている。(C)Getty Images

好リードを見せた中村。世界一のキャッチャーとなりファンからも歓喜の声が上がっている。(C)Getty Images

 現地時間3月21日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝がローンデポ・パークで行なわれ、日本代表とアメリカ代表が対戦。日本は大接戦の末に、アメリカを3対2で下し、3大会ぶりの優勝を果たした。
【動画】日本中が歓喜!中村悠平と大谷翔平の“抱擁シーン”をチェック

 全員野球で頂点を掴み取った。そのなかで、この日に侍ジャパンのスタメンマスクを被った中村悠平(ヤクルト)は巧みなリードで投手陣を支えた。今永昇太(DeNA)、戸郷翔征(巨人)、高橋宏斗(中日)、伊藤大海(日本ハム)、大勢(巨人)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)の女房役を全う。まさに縁の下の力持ちとして優勝に貢献したのである。

 決して楽なキャリアではなかった。自身が所属するヤクルトで、2017年に球団史上最多の96敗を記録した際には、ファンから猛バッシングを受けた。そして往年の名監督である野村克也氏からも「バカじゃない このキャッチャー」と愛のあるボヤキを授かるほど不振に陥る時期もあった。そんな背番号27は、日本ワーストから日本一、そして世界一になったのである。

 スターダムをのし上がった名手に列島も熱狂。ツイッターでは「世界一のキャッチャー」がトレンド入りするほどの話題となり、ファンからは「ナイスリードだった!」「本当にドラマだ」「泣かすなよ」「漫画のようなストーリーだよ」「3年前聞いたら絶対信じない」「ホントに嬉しい」「ノムさんも褒めてくれるかな」など様々なコメントが寄せられている。
 
 今大会でMVPに輝いたのはWBC史上初の二刀流で躍動した大谷だ。だが、影のMVPは女房役として投手を支え続けた中村と言えるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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