ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で14年ぶり3度目の優勝を果たした日本代表が、3月23日に帰国。同日夜にテレビ朝日系列で放送された「報道ステーション」に栗山英樹監督が生出演し、右手小指を骨折しながらもチームのために奮闘した源田壮亮(西武)について語った。
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3月10日に行なわれた1次ラウンド2戦目の韓国戦で、二塁での帰塁の際に負傷した源田。チェコ戦、オーストラリア戦ではメンバーから外れたものの、準々決勝のイタリア戦からスタメンに戻り、鉄壁の守りでチームを支えた。
そんな名手について問われ、「どこまで話して良いのかよく分からないですけど」と前置きした栗山監督は、「セカンドで交錯して、指を骨折して、ベンチ裏に帰ってくる。僕はベンチにいるので見てないですよ。源ちゃんは、ちょっと治療してセカンドランナーに戻っていって。その時に『監督、指が完全に横向いています』と言われました」と衝撃の事実を明かし、こう続けた。
「痛み止めを飲んでバーっと行くんですよ。その魂というか。それはもう本当に感動しました」
そして「次の日に、僕が外そうと思って、源ちゃんと話したんですけど、『いや監督。本当に、このWBCに全てをかけます』と。ある程度プレーもできることも確認できた」と源田をチームに同行させる決断を下したという。
テーピングを施した源田を起用することに多くの日本のファンが驚いたのも事実だ。だが彼のWBCへの熱い想いが指揮官の心を動かし、結果的には"金メダルの切り札"として働いたのだ。
構成●THE DIGEST編集部
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そして「次の日に、僕が外そうと思って、源ちゃんと話したんですけど、『いや監督。本当に、このWBCに全てをかけます』と。ある程度プレーもできることも確認できた」と源田をチームに同行させる決断を下したという。
テーピングを施した源田を起用することに多くの日本のファンが驚いたのも事実だ。だが彼のWBCへの熱い想いが指揮官の心を動かし、結果的には"金メダルの切り札"として働いたのだ。
構成●THE DIGEST編集部
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