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MLB

「球界最高のラインナップ」ヌートバーの後ろにWBC米国代表の3番、4番… カーディナルス打線の顔ぶれを米アナリストも絶賛!

THE DIGEST編集部

2023.03.28

今季はカーディナルスのユニホームでのペッパーミルパフォーマンスにも注目だ。(C) Getty Images

今季はカーディナルスのユニホームでのペッパーミルパフォーマンスにも注目だ。(C) Getty Images

 日本代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝に貢献したセントルイス・カーディナルスのラーズ・ヌートバーが27日、オープン戦のボルティモア・オリオールズ戦に2番・レフトで先発出場し、2打数1安打の活躍を見せた。オープン戦の通算成績は10打数3安打とし、打率.300、OPS.817でキャンプを打ち上げている。
 

 WBCでは日本のトップバッターとしてリードオフマンの役割をしっかりと果たし、守備でも堅守を見せたヌートバー。所属チームのカーディナルスに戻ってもセンター方向を中心に鋭い打球を飛ばし、存在感を見せた。そんな侍ジャパンの一員も加わるカーディナルスの今シーズンの打線は、かなり強力なようだ。

 オープン戦から好調な打者が多く、とりわけ3番のポール・ゴールドシュミット、4番のノーラン・アレナードのWBCアメリカ代表の3番、4番も務めた主砲二人の状態がいい。5番のカブスから移籍した捕手のウィルソン・コントレラスはオープン戦打率.351、6番のノーラン・ゴーマンも同4本塁打と好調だ。27日のオリオールズ戦では2番に入ったヌートバーだが、28日に発表されたMLB公式サイトのラインナップ予測では8番となっている。

 このカーディナルスの打線の顔ぶれには、大谷翔平マニアで知られるFOXスポーツの野球アナリスト、ベン・バーランダー氏も「カーディナルスのラインナップは、球界で最高のラインナップのひとつだ」と驚きの声を上げ、野球データ分析会社の「Cordify」もカーディナルスのオーダー表を添え、驚きの顔文字で反応している。

 また、バーランダー氏は「誰もがカーディナルスのピッチングを過小評価していると思う。チームは本物だ」と綴り、やはりWBC米国代表のマイルズ・マイコラスやアダム・ウェインライトのほか、昨年途中にヤンキースから加入し9勝を挙げたジョーダン・モンゴメリーらがローテーションを構成する投手陣も高く評価しているようだ。

 WBCでのヌートバーの活躍で日本からも注目が集まるカーディナルス。MLB公式サイトのパワーランキングでも、ベスト10入りするなど注目のチームと言えそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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