日本の劇的優勝で幕を閉じた2023年ワールド・ベースボール・クラシック(以下WBC)。初の代表選出となったオリックスの左腕エース宮城大弥は、3月11日のチェコ戦で佐々木朗希、宇田川優希に続く3番手として登板し、5回1失点の好投を見せた。その後はブルペン待機だったとはいえ、侍ジャパンの世界一に貢献した一人と言っていい。
宮城は24日からオリックスへ復帰し、チームメイトから数々の祝福の声をかけられて大喜び。侍ジャパンでは大谷翔平(エンジェルス)やダルビッシュ有(パドレス)といったMLBのトップ・プレーヤーとともに過ごし、「色々大切なことを学びましたし、今後の野球人生においてすごい財産になったのかなと思う」。経験を糧にさらなる飛躍を誓う。
31日からはペナントレースが開幕する。まずはWBC球から元のボールにふたたび慣れることと、チームに再度溶け込むことを通して「リーグ3連覇、2年連続日本一を目指して頑張りたいと思います」と力を込める。
気になるのはシーズン初登板がいつになるのかだが、宮城本人は「僕が決めることではないので」と焦らない構え。首脳陣の意向に沿って準備を進めていく、とは言いつつも「チームの役に立ちたいと思うので、アピールはしたい」と意欲は覗かせている。
「身体自体は元気ですし、『どこでもいける』というのは伝えてはいます」。WBCの厳しい戦いをくぐり抜けてきた後でも、チームに貢献したいという気持ちはあくまで強い。「(侍ジャパンの)皆さんは食べるものだったり、サプリとか摂取するものを通じて、やっぱり体調面にすごく気をつけていましたし。シーズンは長いのでそこかなと思います」と、WBCの経験もシーズンに生かしていく心づもりだ。
「(中嶋聡監督には)『開幕戦お願いします』と伝えたんですが、却下されました」と、まさかの秘話も披露した宮城の今シーズン初登板が、果たしていつになるのか注目が集まるところだ。
文⚫︎どら増田
宮城は24日からオリックスへ復帰し、チームメイトから数々の祝福の声をかけられて大喜び。侍ジャパンでは大谷翔平(エンジェルス)やダルビッシュ有(パドレス)といったMLBのトップ・プレーヤーとともに過ごし、「色々大切なことを学びましたし、今後の野球人生においてすごい財産になったのかなと思う」。経験を糧にさらなる飛躍を誓う。
31日からはペナントレースが開幕する。まずはWBC球から元のボールにふたたび慣れることと、チームに再度溶け込むことを通して「リーグ3連覇、2年連続日本一を目指して頑張りたいと思います」と力を込める。
気になるのはシーズン初登板がいつになるのかだが、宮城本人は「僕が決めることではないので」と焦らない構え。首脳陣の意向に沿って準備を進めていく、とは言いつつも「チームの役に立ちたいと思うので、アピールはしたい」と意欲は覗かせている。
「身体自体は元気ですし、『どこでもいける』というのは伝えてはいます」。WBCの厳しい戦いをくぐり抜けてきた後でも、チームに貢献したいという気持ちはあくまで強い。「(侍ジャパンの)皆さんは食べるものだったり、サプリとか摂取するものを通じて、やっぱり体調面にすごく気をつけていましたし。シーズンは長いのでそこかなと思います」と、WBCの経験もシーズンに生かしていく心づもりだ。
「(中嶋聡監督には)『開幕戦お願いします』と伝えたんですが、却下されました」と、まさかの秘話も披露した宮城の今シーズン初登板が、果たしていつになるのか注目が集まるところだ。
文⚫︎どら増田