メジャーリーグに足を踏み入れた日本人選手の“ユニークなアイテム”が脚光を浴びた。

　日々あらゆる事柄が話題となるメジャーリーグ。そのなかでクローズアップされたのは、現地４月２日に行なわれたマイアミ・マーリンズ戦で初先発を果たした千賀滉大（ニューヨーク・メッツ）の使用したグローブだ。

　この日にメジャーデビューを果たし、５回1/3（88球）を投げ、８奪三振、１失点の好投をした千賀。その左手に着用していた濃い青色のグローブには、彼の代名詞でもある「お化けフォーク」のお化けが黄色く印字されていたのだ。
  　フォークで三振の山を築いた千賀。“伝家の宝刀”が冴えた影響もあって、千賀のユニークなデザインに現地識者も注目。米スポーツ専門局『ESPN』のサラ・ラングス記者は「これはセンガのゴーストフォーク警報だ」と指摘。さらにメッツの地元放送局『SNY』はお化けの絵文字を３つ並べてピックアップした。

　無論、ファンからもさまざまな反響が殺到。「超かっこいい」「本当良いグローブ」「センガだから許される」「最高のデザインじゃないか」「今までにない斬新さ」と、当人がマーリンズ打線に好投した影響もあってか、辛辣なメッツファンも概ね好意的に受け取っているようだ。

　なお、この日はお化けフォークが冴え、奪三振ショーを披露した千賀。独特なグローブも含めて、目の肥えたメジャーファンに強烈なインパクトを植え付けたと言えそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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