専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「なんじゃこりゃ!!」千賀滉大が投じた“お化けフォーク”に米ファン驚愕! 衝撃デビューに元同僚も称賛「すっごい球」

THE DIGEST編集部

2023.04.03

上々のメジャーデビューを飾った千賀。試合後、お化けフォークが注目された。(C)Getty Images

上々のメジャーデビューを飾った千賀。試合後、お化けフォークが注目された。(C)Getty Images

 メジャーで好デビューを飾った千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)に、元同僚も手を叩いたようだ。

 現地4月2日に行なわれた敵地でのマイアミ・マーリンズ戦で、初先発登板を果たした千賀は、5回1/3(88球)を投げ、被安打3、8奪三振、与四球3、1失点を記録。5対1でチームは勝利し、初白星を飾った。

【動画】グリエルから三振!千賀の“お化けフォーク”をチェック

 もっとも全てが順調というわけではなかった。初回先頭打者に中安打を許すと、ワイルドピッチの間に無死二塁とピンチを招いた。続くホーヘイ・ソレーアにライト線にタイムリーツーベースを放たれ、いきなり失点してしまう。

 その後2者連続四球を出し、無死満塁の窮地に立たされた30歳だが、ここから“本領”を発揮。得意のフォークボールで、元横浜の助っ人のユリ・グリエルからメジャー初の空振り三振を奪ったのだ。

 85.1マイル(約136.9キロ)のその球は、33インチ(約83.8センチ)急降下し、さらに9インチ(約22.9センチ)の横曲がりした。グリエルは勢いよく当てにいったため、バットは空を斬ったあと宙を舞い壁際まで吹っ飛んだほどだ。
 
 衝撃の投球にMLB公式『MLB.com』はTwitterで、「コウダイ・センガはお化けフォークでバットを消した」と伝えると、米ファンも目を丸くした。SNSには「ぞっとする!」「これまで見たなかで一番いやな球だ」「不気味なボールだ」「なんじゃこりゃ!!」などと反響が書き込まれた。

 昨シーズンまでチームメイトであったソフトバンクの選手たちも千賀のパフォーマンスに喜んだようで、周東佑京は自身のインスタグラムのストーリーで「すっごい球」と絶賛。元女房役の甲斐拓也も「ナイスピッチング」と称えた。

 グリエルから三振を奪った後、三振とライナーでピンチを切り抜けた右腕。2回以降は、ほぼ完璧な内容でマウンドを降りた。米国ファンの度肝を抜いた千賀のパフォーマンスに、今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「心温まる場面」MLBデビューの藤浪晋太郎を見守る母親の“微笑ましい姿”に米メディアも反応「彼女以上に心待ちにした人はいない」

【関連記事】「彼に限界はない」大谷翔平が左投げに転向!? アメリカで“笑撃”の嘘報道にファンの反響止まず「マジかって」

【関連記事】「思っていた以上に凄い」ヌートバーが米メディアで明かした“コンビニ騒動”。驚きだった日本での経験「イッペイに『助けて』と」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号