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MLB

「相手を憎む必要はない」大谷翔平の“紳士行動”に賛辞止まず。米識者が人間性に感服「彼は常に敬意を払う」

THE DIGEST編集部

2023.04.07

初回のマウンドに立とうとするマリナーズの先発投手を気遣った大谷。その紳士的な行動は反響を呼び続けている。(C)Getty Images

初回のマウンドに立とうとするマリナーズの先発投手を気遣った大谷。その紳士的な行動は反響を呼び続けている。(C)Getty Images

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が見せた何気ない振る舞いが脚光を浴び続けている。

 話題となったのは、現地4月5日、敵地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦での一コマ。この試合に「3番・投手兼指名打者」で先発登板した大谷は、1点を失った1回裏に投手として今季から導入された「ピッチクロック」を違反。イニングを終えた直後には新ルールに関してフィル・ネビン監督、水原一平通訳とともにパット・ホバーグ球審の下へ歩み寄ってペナルティーの内容を確認する場面もあった。

 その時だった。相手先発クリス・フレクセンが投球練習のボールが手元にないことに気づいた大谷は、ホバーグ球審の腰に付いている袋の中から1球を取り出して、サッと投げ渡したのだ。「ごめん」と言わんばかりの笑顔を見せながらの行動だった。

 相変わらずの人間味を感じさせる彼の所作は、米メディアやファンから数多の喝采を浴びたわけだが、日夜エンジェルスを追っている識者も賛辞を送っている。エンジェルスの地元アナハイムを拠点に活動をしているアンソニー・ロレンゼン氏だ。
 
 日々自身のYouTubeチャンネルやSNSを更新し、エンジェルスの情報を中心に発信しているロレンゼン氏。彼は相手投手を気遣った“紳士的な神対応”について、自らのツイッターに「ショウヘイは本物なんだ!」と絶賛。そして、次のように続けた。

「相手チームだからといって、憎む必要はないんだ。ショウヘイは、史上最高レベルの競争力を持ちながら、常に相手に敬意を払い、純粋に優しい心を持った人間だ。今回の振る舞いは、その典型例だと言える」

 いまだ反響が続いている大谷の振る舞い。今季も彼の一挙手一投足は球界を大いに盛り上げてくれそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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