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「崩れ落ちた」3発被弾の菊池雄星に韓国紙が酷評! 好調続きだった左腕に「本来の姿に戻った」と皮肉

THE DIGEST編集部

2023.04.10

9日に今季2戦目に臨んだ菊池だが、エンジェルス相手に6失点を喫した。(C)Getty Images

 現地4月9日、敵地で行なわれたロサンゼルス・エンジェルス戦に先発登板した菊池雄星(トロント・ブルージェイズ)。前回登板で5回1失点と好投した31歳だったが、この日は大荒れ。4回1/3(99球)を投げて、被安打9、6失点、与四球1、6奪三振で降板となった。

 序盤からエンジェルス打線に捕まった。初回にハンター・レンフローに一発を許すなど3失点を喫すると、3回には花巻東高の後輩である大谷翔平にインコース攻めも、スライダーを左中間に運ばれて2失点。4回にもローガン・オホッピーからソロ弾を放たれ、トータル3本を被弾して苦戦した。

【動画】大谷の豪快2ラン!菊池が花巻東の後輩に被弾

 シーズン前には7試合、20回2/3を投げ被安打9、与四死球11、31奪三振、2失点で、防御率0.87と好調さを光らせた31歳。4日に行なわれたシーズン初登板でも白星を飾っていたものの、別人のような姿を見せてしまった。
 
 この結果を受け、韓国紙『東亜日報』は、「オープン戦の結果は信用できない。キクチが本来の姿に戻った」と銘打った記事を配信。記事内で「ブルージェイズは12対11で勝利を収めたものの、投手陣は笑えない状況だった。特にキクチの不調は際立っていた」と酷評。そして「メジャーリーグ5年目のキクチの奮起が期待された。だがこの日3本のホームランを浴び、惨めに崩れ落ちた」と嘆き、こう続けた。

「キクチは過去4シーズン、それぞれ5.46、5.17、4.41、5.19という防御率に終わっている。それだけに今季の活躍が切望されている」

 今後、菊池はどのように修正していくだろうか。彼の巻き返しを期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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