メジャーリーグで飛び出した技ありの一打が大きな反響を呼んでいる。
脚光を浴びているのは、サンディエゴ・パドレスのキム・ハソンが、現地4月9日に行なわれたアトランタ・ブレーブス戦の5回に放った今季第2号の2ランアーチだ。
チームが6点をリードしていたなかでの一撃だった。ブレーブスの2番手ルーカス・ルットキーと対峙したキム・ハソンはカウント2-2からインローへ投じられた75.6マイル(約121.6キロ)のスイーパーをかち上げる。完全に膝元へワンバウンドしそうなボール球だったが、これを巧みにすくい上げた打球は風にも乗ってぐんぐんと飛距離を伸ばし、レフトフェンスを越えた。
地面まで0.82フィート(約25センチ)の悪球を捉えた。そんなキム・ハソンの「悪球打ち」は歴史的に見ても稀なものだった。米スポーツ専門局『ESPN』のサラ・ラングス記者によれば、27歳の韓国代表スラッガーの打った球は2015年にMLBのデータ集計が始まって以来、歴代5番目に低いものだったという。
おそらくバッテリーからすれば、空振りを取った確信したはず。そんな相手の目論見を文字通り打ち砕いたキム・ハソンの一振りには、母国メディアからも驚きの声が上がった。日刊紙『朝鮮日報』は「地面スレスレのボール球をまるでゴルフかのように打ち上げた」と記せば、国内最大級のネットワークを誇る通信社『連合ニュース』も「キム・ハソンはアメリカでも話題となる凄まじい技術でホームランを打った。まるでゴルフのようなスイングで、彼にグリーンジャケットを渡してほしいと思うぐらいだ」と絶賛した。
今季は薬物陽性反応による処分で出場停止処分中のフェルナンド・タティースJr.との競争が続くキム・ハソン。そうしたなかで見せつけた高い打撃センスは、特大のアピールになったに違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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おそらくバッテリーからすれば、空振りを取った確信したはず。そんな相手の目論見を文字通り打ち砕いたキム・ハソンの一振りには、母国メディアからも驚きの声が上がった。日刊紙『朝鮮日報』は「地面スレスレのボール球をまるでゴルフかのように打ち上げた」と記せば、国内最大級のネットワークを誇る通信社『連合ニュース』も「キム・ハソンはアメリカでも話題となる凄まじい技術でホームランを打った。まるでゴルフのようなスイングで、彼にグリーンジャケットを渡してほしいと思うぐらいだ」と絶賛した。
今季は薬物陽性反応による処分で出場停止処分中のフェルナンド・タティースJr.との競争が続くキム・ハソン。そうしたなかで見せつけた高い打撃センスは、特大のアピールになったに違いない。
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