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プロ野球

「めちゃくちゃ激アツな試合!」佐々木朗希7回11奪三振の好投! 山本由伸との“侍J対決”を制す「いつまでも見ていたかった!」

THE DIGEST編集部

2023.04.14

日本代表として金メダルに貢献した佐々木は、山本との投げ合いを制した。(C)THE DIGEST写真部

日本代表として金メダルに貢献した佐々木は、山本との投げ合いを制した。(C)THE DIGEST写真部

 侍右腕対決は佐々木朗希(ロッテ)に軍配が上がった。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の世界一奪還に貢献した佐々木と山本由伸(オリックス)が4月14日、ロッテ対オリックスの1回戦で投げ合った。

 佐々木は、WBCを経て大きく成長したスライダーと、落差のあるフォーク、160キロを上回る速球でバファローズ打線を翻弄した。初回に三者連続三振の立ち上がりを見せた21歳は、2回には中村の好守もあり、やはりノーヒットに抑えた。

【動画】威風堂々!フォークで三振を取る佐々木

 次々に三振を奪った佐々木は、4回が終わった時点で10奪三振を記録。5回はバットに当てられるも、フライとゴロに打ち取りパーフェクト投球を続けた。

 しかし6回、先頭打者に四球を許すと、若月健矢に中安打、さらにバントでランナーを進められ1死二、三塁とこの日初めてのピンチを招いた。それでも日本代表の意地を見せ、後続を三振と右邪飛に打ち取り無失点で切り抜けた。

 7回も先頭に四球で出塁を許すも、杉本裕太郎を遊併殺打に仕留めた。最後も遊ゴロで抑えた若き右腕は、7回(105球)を投げ被安打1、与四球2、11奪三振を記録した。
 
 そんな佐々木の好投に対し、ロッテ打線も奮起した。2年連続沢村賞の右腕を相手に4回、山口航輝が右安打で出塁すると安田尚憲が続いた。2死一、三塁から茶谷健太が山本のやや甘く入ったカーブをはじき返す。打球はサード宗佑磨のグラブをはじき、先制点を挙げた。さらに7回裏、ロッテは2番手の山﨑颯一郎を捉え、1点を追加。2対0で白星を挙げた。

 日本代表同士の投手戦にファンは興奮したようで、「いつまでも見ていたかった!」「めちゃくちゃ激アツな試合じゃん」「これは稀に見る投手戦」「ハイレベルな投げ合い」「本当にプロ野球ファンとして最高の瞬間だった」などとSNSでは大盛り上がりを見せた。

構成●THE DIGEST編集部

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