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プロ野球

「日本で居場所を探している」バウアーの初登板に米放送局が注目。「彼をひと目見ようと」ファンの”異様フィーバー”に驚愕も

THE DIGEST編集部

2023.04.17

2軍戦でNPBデビューを飾ったバウアー。米国でも日本初登板が話題に挙がった。写真:産経新聞社

2軍戦でNPBデビューを飾ったバウアー。米国でも日本初登板が話題に挙がった。写真:産経新聞社

 4月16日、横浜DeNAのトレバー・バウアーがイースタンリーグの西武戦に先発。2020年サイ・ヤング賞を受賞したメジャーの超大物が来日初登板を果たした。

 バウアーは初回を三者凡退に抑えると、来日前に予告した通り”刀パフォーマンス”を披露。超満員に膨れ上がった球場を沸かせた。32歳は最速156キロの速球に加え、ツーシーム、スライダー、カーブなど全球種を投じ、4回を53球、4安打、無四球、6奪三振で無失点の好投を見せ、マウンドを降りた。

 2020年サイ・ヤング賞投手の日本初登板は米メディアも少なからず注目していたようだ。米スポーツ専門局『ESPN』は「メジャーリーグの球団から敬遠されているトレバー・バウアーは、日本で居場所を探そうとしている」と伝えている。

 同メディアは「2020年のサイ・ヤング賞受賞者は、日曜日に約2年ぶりの試合登板を果たし、日本球界にデビューする準備はほぼ整ったと言えるだろう。日本の横須賀にある横浜DeNAベイスターズのマイナーリーグで投球し、約2600人のファンの前で4回を4安打、無失点、6奪三振に抑えた」と投球内容を記した。
 
 加えて、「球団によると、ストリーミングの再生回数は7万7000回に達し、通常の5000回の15倍に達した」と球団の公式YouTubeで生配信された大盛況をレポート。「日本のファンはバウアーの過去(DV疑惑)に悩まされていないようだ。バウアーの投球後、何百人ものファンが球場の外に並び、彼をひと目見ようと、あるいはサインをもらおうとした。数十人がベイスターズのジャージに背番号96をつけていた」と異様なフィーバーぶりに注目していた。

 同じく米放送局『FOX News』もバウアーの日本初登板のニュースを取り上げている。同メディアは「バウアーの名前と背番号の入ったシャツを着たファンが、彼の投球を見守った」と満員の横須賀スタジアムの写真を添えて報じた。

 2021年のロサンゼルス・ドジャース在籍時以来の登板だったバウアーは「準備はできていた」と話し、「すごく良かったと思います。体もすごくいい状態でしたし、コントロールもボールの動きも良かった」とピッチングを振り返った。

 日米でも注目の的となっているバウアー。大物助っ人が1軍でベールを脱ぐ日を楽しみに待ちたい。

構成●THE DIGEST編集部

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