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プロ野球

バウアーはグラウンド外でも日本に適応!? 独自のネットスラングの応用にファンも驚嘆「飲み込みが早い!」

THE DIGEST編集部

2023.04.17

日本での挑戦に意欲十分のバウアー。彼はさっそくSNS上でも“らしさ”を発揮している。写真:AP/アフロ

日本での挑戦に意欲十分のバウアー。彼はさっそくSNS上でも“らしさ”を発揮している。写真:AP/アフロ

 今オフに球界を騒然とさせた稀代の大物助っ人は、異国に馴染もうとさまざまなことに取り組んでいる。先月14日に横浜DeNAベイスターズに電撃加入を果たしたトレバー・バウアーだ。

 21年6月に起こしたプライベートでのスキャンダルによる処分が影響してメジャー球界からは干されるような形となっていたバウアー。そうした背景もあって実現したNPB挑戦だったが、32歳の最強助っ人は順調に調整を重ね、4月16日にはウエスタン・リーグの西武ライオンズ戦に登板。約2年ぶりの公式戦の場ながら4回(53球)を投げて6奪三振、無四球、無失点。最速156キロを計測するなど圧巻の投球を見せた。

 二軍戦ながらプレー面では馴染んできている。一方でバウアーは日本文化も意欲的に学ぼうとしている。4月17日には、SNSでの投稿が話題となった。

 キッカケとなったのは、代理人を務めるレイチェル・ルーバさんの投稿だ。バウアーのサポートをするために共に来日した彼女は自身のツイッターで「“草”という言葉が何を意味するのか、ようやく知ることができた」とツイートしたのだ。

 彼女の言う「草」とは「笑い」を意味(使い方はさまざまだが)する日本のネットスラングだ。これに関心を示したルーバさんに対し、すかさず反応したのは他でもないバウアーだった。
 
 ルーバさんの投稿を引用したバウアーは、「正直なところ、僕はかなり混乱していた」と打ち明けながらも、「でも今はすべて理解できるよ…GRASS(英語で草)」と、さっそく流用してみせたのだ。

 自身のYouTubeチャンネルを持つなど、メジャーリーグ時代からネットには明るく、意欲的であるバウアー。新たな土地で流石の対応力を見せつけた大物助っ人には日本のファンも反応し、「飲み込みが早い!」「日本人でも意味が分からない人がいるのに」「理解してて草」といったコメントが相次いだ。

 早くもネットスラングに対応し、日本の野球ファンを唸らせた。今後もバウアーの一挙手一投足には注目する価値がありそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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