ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は現地17日の敵地ボストン・レッドソックス戦に「2番・投手兼指名打者」としてスタメン出場した。雨天による長時間の中断もあり、2回で降板。3回からDHに専念したが、投手として圧倒的な存在感を示した。
この日の「投手・大谷」は2イニング31球を投じ、無安打、与四球1、奪三振3、失点1の成績。短いイニングながらもレッドソックス打線を圧倒するピッチングを見せた。
特に目立っていたのは直近の試合で多投し、MLB識者らも注目しているスイーパーだ。この試合でも31球のうち18球をスイーパーが占め、そのうちの半数は16インチ(約40センチ)以上の横への変化があったという。3個の三振のうち2個がこのスイーパーで、2回裏にエンリケ・ヘルナンデス、リース・マクガイアを仕留めた球は鋭く横に大きく曲がっていた。
大谷のスイーパーに対して、米メディア『The Athletic』などに寄稿しているブレント・マグワイア記者はツイッターに「2回にショウヘイ・オオタニのスイーパーを打とうとするレッドソックスの打者たち」と綴った動画を投稿。大谷の”魔球”にレッドソックスのスラッガーたちのバットが次々と空を切っていた。
このツイートに米ファンらは「オオタニから安打を放つのは不可能だ」「レッドソックスにチャンスはない」「エグい曲がりのスイーパーだ」と動画のコメント欄は大谷のスイーパーの威力に感嘆の声を漏らした。
試合は初回に4点をリードしたエンジェルスが2回にも1点を追加。レッドソックスもじわじわと点差を詰め、9回1点差まで追い上げたが、最後はエンジェルスの守護神カルロス・エステベスがなんとか踏ん張り、今季2セーブ目。5対4でエンジェルスが逃げ切り、連敗を「3」で止めた。
大谷は試合後、現地メディアから2回にスイーパーで連続三振を奪った場面を質問されると「全体的にかなり良い感じだった」と答えた。二刀流スターは「速球は2ストライク以降も良かった。そして、いいスイーパーを何球か投げることができた」と今季のウイニングショットにかなり自信を深めており、手応えを掴んでいるようだ。
ただし大谷は、「ランナーの進塁を許す投球を2球ほどやらかしてしまった。それ以外はかなりいい感じだったのに」と初回の先頭バッターにストライクが1球も入らず、その後暴投で進塁を許し、内野ゴロの間に1点を失った場面を反省した。
気温10度と冷え込むなか、長時間の中断でリズムを作りずらい展開だったなかでも要所をピシャリと抑えた姿は、昨シーズンからより進化した証とも言える。エンジェルスのフィル・ネビン監督は試合後、「これから話し合う」と大谷の次戦登板に向けて明言は避けたが、どこが相手でも脅威の魔球であることには変わらない。
構成●THE DIGEST編集部
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この日の「投手・大谷」は2イニング31球を投じ、無安打、与四球1、奪三振3、失点1の成績。短いイニングながらもレッドソックス打線を圧倒するピッチングを見せた。
特に目立っていたのは直近の試合で多投し、MLB識者らも注目しているスイーパーだ。この試合でも31球のうち18球をスイーパーが占め、そのうちの半数は16インチ(約40センチ)以上の横への変化があったという。3個の三振のうち2個がこのスイーパーで、2回裏にエンリケ・ヘルナンデス、リース・マクガイアを仕留めた球は鋭く横に大きく曲がっていた。
大谷のスイーパーに対して、米メディア『The Athletic』などに寄稿しているブレント・マグワイア記者はツイッターに「2回にショウヘイ・オオタニのスイーパーを打とうとするレッドソックスの打者たち」と綴った動画を投稿。大谷の”魔球”にレッドソックスのスラッガーたちのバットが次々と空を切っていた。
このツイートに米ファンらは「オオタニから安打を放つのは不可能だ」「レッドソックスにチャンスはない」「エグい曲がりのスイーパーだ」と動画のコメント欄は大谷のスイーパーの威力に感嘆の声を漏らした。
試合は初回に4点をリードしたエンジェルスが2回にも1点を追加。レッドソックスもじわじわと点差を詰め、9回1点差まで追い上げたが、最後はエンジェルスの守護神カルロス・エステベスがなんとか踏ん張り、今季2セーブ目。5対4でエンジェルスが逃げ切り、連敗を「3」で止めた。
大谷は試合後、現地メディアから2回にスイーパーで連続三振を奪った場面を質問されると「全体的にかなり良い感じだった」と答えた。二刀流スターは「速球は2ストライク以降も良かった。そして、いいスイーパーを何球か投げることができた」と今季のウイニングショットにかなり自信を深めており、手応えを掴んでいるようだ。
ただし大谷は、「ランナーの進塁を許す投球を2球ほどやらかしてしまった。それ以外はかなりいい感じだったのに」と初回の先頭バッターにストライクが1球も入らず、その後暴投で進塁を許し、内野ゴロの間に1点を失った場面を反省した。
気温10度と冷え込むなか、長時間の中断でリズムを作りずらい展開だったなかでも要所をピシャリと抑えた姿は、昨シーズンからより進化した証とも言える。エンジェルスのフィル・ネビン監督は試合後、「これから話し合う」と大谷の次戦登板に向けて明言は避けたが、どこが相手でも脅威の魔球であることには変わらない。
構成●THE DIGEST編集部
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