現地21日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が本拠地で行なわれたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・投手兼指名打者」でスタメン出場した。今季5度目の先発マウンドで7回を投げ2安打無失点、今季最多11奪三振の圧巻の内容で3勝目を手にした。
初回から二刀流スターは完璧なピッチングを見せた。わずか12球で三者連続三振を奪う素晴らしい立ち上がりを見せると、2回以降も三振の山を築く。最速161キロの速球に加え、今季のウイニングショットになっているスイーパーや緩いカーブを織り交ぜ、ロイヤルズ打線を沈黙させた大谷。ゼロを積み重ねた。
極め付きは6回以降の2イニング。6回は先頭打者に四球を与えたが、その後はカーブを有効的に使って三者連続三振。すると7回、先頭のビニー・パスクアンティーノをカーブ、スライダー、直球を混ぜながら見逃し三振に仕留めた。
この回から疲労の色が見え始めたが、続く21年本塁打王のサルバドール・ペレスもカーブで空振り三振。最後はマイケル・マッシーもスライダーとカーブを織り交ぜてカウント3-2とフルカウントで迎え、6球目は82.7マイルのスイーパーで空振りに斬ってとり、このイニングも三者連続三振。なんと6者連続三振で、この日11個目の三振を奪うと球場はスタンディングオベーションで「投手・大谷」を称えた。
この回でマウンドを降りた大谷は7回102球、被安打2、与四球2、無失点。今季最多11奪三振の完璧な投球を披露し、救援陣に後を託した。
エンジェルスは8回をカルロス・エステベス、9回をホゼ・キハーダがきっちり抑え、エンジェルスが2対0でロイヤルズを完封。大谷は3勝目を挙げ、開幕からここまで5試合28イニングでわずか2失点。防御率は驚異の0.64になり、ア・リーグのトップに躍り出た。
一方、打者では4打数1安打。19日のニューヨーク・ヤンキース戦で第4号ホームランを打って以来、12打席ノーヒットだったが8回の第4打席に中安打を放った。
大谷の快投に地元メディアは喝采を送っている。カリフォルニア州アナハイムに本拠地を置くスポーツメディア『Anaheim Sports』は「ショウ・ストッパー、ショウ・三振11」とツイッターに投稿。7回にスイーパーで奪三振を奪った直後のエンジェル・スタジアムの動画を添えて、大谷のピッチングを称えた。
他にも、ロサンゼルス・エンジェルスの地元紙『Orange County Register』もこの試合をレポート。「ショウヘイ・オオタニは防御率を0.64に下げただけでなく、7イニングでわずか2安打を許しただけ。まさに完璧なピッチングだった」と二刀流スターの投球を絶賛した。
さらに同メディアはこの日、大谷と初めてバッテリーを組んだチャド・ウォーラクとの新バッテリーに注目。これまで、大谷の頼れる新女房役として攻守で活躍していたローガン・オホッピーが20日のヤンキース戦で左肩を痛めて負傷者リストに入ったため、今季初昇格した31歳のリードについて「初めてバッテリーを組んだオオタニとウォーラクだったが、手強いコンビネーションであることを証明した」と及第点以上の評価を与えた。
3連戦初戦を完封リレーで飾ったエンジェルス。「投手・大谷」の驚異的な進化は、まだまだ止まらない。
構成●THE DIGEST編集部
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初回から二刀流スターは完璧なピッチングを見せた。わずか12球で三者連続三振を奪う素晴らしい立ち上がりを見せると、2回以降も三振の山を築く。最速161キロの速球に加え、今季のウイニングショットになっているスイーパーや緩いカーブを織り交ぜ、ロイヤルズ打線を沈黙させた大谷。ゼロを積み重ねた。
極め付きは6回以降の2イニング。6回は先頭打者に四球を与えたが、その後はカーブを有効的に使って三者連続三振。すると7回、先頭のビニー・パスクアンティーノをカーブ、スライダー、直球を混ぜながら見逃し三振に仕留めた。
この回から疲労の色が見え始めたが、続く21年本塁打王のサルバドール・ペレスもカーブで空振り三振。最後はマイケル・マッシーもスライダーとカーブを織り交ぜてカウント3-2とフルカウントで迎え、6球目は82.7マイルのスイーパーで空振りに斬ってとり、このイニングも三者連続三振。なんと6者連続三振で、この日11個目の三振を奪うと球場はスタンディングオベーションで「投手・大谷」を称えた。
この回でマウンドを降りた大谷は7回102球、被安打2、与四球2、無失点。今季最多11奪三振の完璧な投球を披露し、救援陣に後を託した。
エンジェルスは8回をカルロス・エステベス、9回をホゼ・キハーダがきっちり抑え、エンジェルスが2対0でロイヤルズを完封。大谷は3勝目を挙げ、開幕からここまで5試合28イニングでわずか2失点。防御率は驚異の0.64になり、ア・リーグのトップに躍り出た。
一方、打者では4打数1安打。19日のニューヨーク・ヤンキース戦で第4号ホームランを打って以来、12打席ノーヒットだったが8回の第4打席に中安打を放った。
大谷の快投に地元メディアは喝采を送っている。カリフォルニア州アナハイムに本拠地を置くスポーツメディア『Anaheim Sports』は「ショウ・ストッパー、ショウ・三振11」とツイッターに投稿。7回にスイーパーで奪三振を奪った直後のエンジェル・スタジアムの動画を添えて、大谷のピッチングを称えた。
他にも、ロサンゼルス・エンジェルスの地元紙『Orange County Register』もこの試合をレポート。「ショウヘイ・オオタニは防御率を0.64に下げただけでなく、7イニングでわずか2安打を許しただけ。まさに完璧なピッチングだった」と二刀流スターの投球を絶賛した。
さらに同メディアはこの日、大谷と初めてバッテリーを組んだチャド・ウォーラクとの新バッテリーに注目。これまで、大谷の頼れる新女房役として攻守で活躍していたローガン・オホッピーが20日のヤンキース戦で左肩を痛めて負傷者リストに入ったため、今季初昇格した31歳のリードについて「初めてバッテリーを組んだオオタニとウォーラクだったが、手強いコンビネーションであることを証明した」と及第点以上の評価を与えた。
3連戦初戦を完封リレーで飾ったエンジェルス。「投手・大谷」の驚異的な進化は、まだまだ止まらない。
構成●THE DIGEST編集部
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