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MLB

「別次元の活躍だ」大谷翔平の“歴史的”投球スタッツを米放送局が絶賛!投手としての進化は「さらに顕著だ」と驚愕

THE DIGEST編集部

2023.04.25

ロイヤルズ戦で今季3勝目を挙げた大谷。防御率は驚異の0.64だ。(C) Getty Images

ロイヤルズ戦で今季3勝目を挙げた大谷。防御率は驚異の0.64だ。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平はここまで投手としてすでに3勝を挙げており、打者でもクリーンアップの一角として、マイク・トラウトと共にチーム最多の5本塁打を記録している。

【動画】圧巻の離れ業!大谷翔平の6者連続三振!!
 現地時間4月23日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦ではテイラー・ウォード、トラウト、大谷の三者連続本塁打が飛び出し4対3で勝利、強烈なインパクトを残すゲームとなった。

 また、このカードの初戦に先発登板した際にも圧巻の投球内容を披露しており、7回102球を投げ無失点、11個の三振を奪い被安打2、四球2と打者23人に対し出塁は4人のみだった。

 今季、開幕から相手打者を圧倒するピッチングを続けてきており、現在、防御率0.64という驚異的な数字も大きな話題となる中、現地放送局『CBS Sports』では大谷の投球スタッツについて、さらに驚きの数字を紹介している。

 同メディアは「ショウヘイ・オオタニは2023年のここまでマウンドで歴史的な成績を収めている」と銘打ったトピックを4月23日に配信、その中で今季の投球内容を振り返りながら打者105人と対戦してきた上での被打率に着目しており「オオタニの投球回数は5回までの各先発登板で3本以上の安打を許さず、105人の打者との対戦で相手の打率は.092/.248/.115である」と指摘。

 加えて「ここまでの被打率.092は、1893年にマウンドが60フィート6インチに移転して以来、5回の先発で最も低い数字である。昨年までさかのぼると、現在まで9試合連続で3安打以上を許しておらず、これは史上2番目に長い記録である(ジェイコブ・デグロムは2021年に10試合連続で達成)」とそれぞれの記録を説明している。

 同メディアは他にも、一昨年、昨年以上に投球内容が優れているとして「今シーズンの序盤では、それがさらに顕著になっている。オオタニはマウンドでは別次元の活躍を見せている」と絶賛。

 その上で「オオタニはシーズン終了後にフリーエージェントとなり、野球史上最も魅力的で、かつ大型の契約が予想されている。投打両面でこれほど優秀で比類ない価値を持つ選手を、どのように評価するのか。数カ月もすればわかることだろう」と今後を見通している。

 大谷の次回登板は現地時間4月27日のオークランド・アスレチックス戦で先発することがすでに発表されている。背番号17が繰り広げる驚愕のパフォーマンス、今季もまだまだ目の当たりにすることができそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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