現地4月24日、ロサンゼルス・エンゼルスが本拠地でオークランド・アスレティックスと対戦。大谷翔平は「3番・指名打者」で先発出場した。
大谷の第1打席は2点を追う初回。2死走者なしで、フルカウントからケン・ウォルディチャックが投じた6球目をファウルにしたが、スイングしたバットが捕手のミットに当たり、打撃妨害で出塁した。だが、けん制に引っかかり、走塁死となった。
エンジェルスは3回までにアスレティックス打線に捕まり、なんと5本のアーチを献上。7対2と序盤から苦しいスタートとなった。
5点を追う3回2死一塁。大谷の第2打席は4球連続ファウルで粘ったが、7球目のストレートに押され、遊ゴロに終わった。迎えた6回無死一塁の第3打席。大谷は4球目のチェンジアップをとらえ、一塁線を破る強烈な鋭い当たりの二塁打を放った。これで2試合連続安打となり、チャンスを広げた。
大谷が作ったチャンスに6回まで2点に抑えられたエンジェルス打線がようやく火を噴いた。無死二、三塁から4番のアンソニー・レンドーンがレフトへのタイムリー二塁打で2点を返すと、相手の四球などで一死満塁にすると、8番のチャド・ウォーラクの適時打、9番ザック・ネトのタイムリーツーベースで、エンジェルスがこの回一挙5点を奪う猛攻で同点に追い付いた。
直後の7回、逆転へ期待が高まるなか大谷が4度目の打席に入るが、フルカウントから低めのスライダーを空振り。しかし、2アウトから5番ハンター・レンフローが二塁打で出塁すると、2回にソロ本塁打を放ったブランドン・ドゥルーリーがセンターへの適時打でエンジェルスが勝ち越し。ついに、8対7と逆転に成功した。
1点差のまま、エンジェルスは8回から途中登板したアンドリュー・ウォンツがそのまま9回のマウンドへ。ところが、これが大誤算。連続四球で無死一、二塁のピンチを招くと、ベンチはたまらずハイメ・バリアに継投するが流れは止められず、安打と四球でエンジェルスは土壇場でアスレティックスに同点を許した。
9回、先頭打者で迎えた大谷の第5打席は中ライナーに倒れ、エンジェルスの攻撃は三者凡退に終わる。10回はフィルダースチョイスなどエンジェルスの拙守が目立ち、アスレティックスが3点を奪い、11対8と再逆転した。
その裏、エンジェルスはドゥルーリーがこの日2本目の第3号2ランホームランが飛び出し1点差。なおも2死一、二塁で打席にはマイク・トラウト。一打出ればサヨナラのチャンスだったが三ゴロに終わりゲームセット。
両チーム計27安打、8本塁打が飛び出した乱打戦は10対11でエンジェルスが落とした。大谷は5打数1安打で6回に同点の口火となる二塁打が光ったが、勝利は遠かった。
構成●THE DIGEST編集部
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大谷の第1打席は2点を追う初回。2死走者なしで、フルカウントからケン・ウォルディチャックが投じた6球目をファウルにしたが、スイングしたバットが捕手のミットに当たり、打撃妨害で出塁した。だが、けん制に引っかかり、走塁死となった。
エンジェルスは3回までにアスレティックス打線に捕まり、なんと5本のアーチを献上。7対2と序盤から苦しいスタートとなった。
5点を追う3回2死一塁。大谷の第2打席は4球連続ファウルで粘ったが、7球目のストレートに押され、遊ゴロに終わった。迎えた6回無死一塁の第3打席。大谷は4球目のチェンジアップをとらえ、一塁線を破る強烈な鋭い当たりの二塁打を放った。これで2試合連続安打となり、チャンスを広げた。
大谷が作ったチャンスに6回まで2点に抑えられたエンジェルス打線がようやく火を噴いた。無死二、三塁から4番のアンソニー・レンドーンがレフトへのタイムリー二塁打で2点を返すと、相手の四球などで一死満塁にすると、8番のチャド・ウォーラクの適時打、9番ザック・ネトのタイムリーツーベースで、エンジェルスがこの回一挙5点を奪う猛攻で同点に追い付いた。
直後の7回、逆転へ期待が高まるなか大谷が4度目の打席に入るが、フルカウントから低めのスライダーを空振り。しかし、2アウトから5番ハンター・レンフローが二塁打で出塁すると、2回にソロ本塁打を放ったブランドン・ドゥルーリーがセンターへの適時打でエンジェルスが勝ち越し。ついに、8対7と逆転に成功した。
1点差のまま、エンジェルスは8回から途中登板したアンドリュー・ウォンツがそのまま9回のマウンドへ。ところが、これが大誤算。連続四球で無死一、二塁のピンチを招くと、ベンチはたまらずハイメ・バリアに継投するが流れは止められず、安打と四球でエンジェルスは土壇場でアスレティックスに同点を許した。
9回、先頭打者で迎えた大谷の第5打席は中ライナーに倒れ、エンジェルスの攻撃は三者凡退に終わる。10回はフィルダースチョイスなどエンジェルスの拙守が目立ち、アスレティックスが3点を奪い、11対8と再逆転した。
その裏、エンジェルスはドゥルーリーがこの日2本目の第3号2ランホームランが飛び出し1点差。なおも2死一、二塁で打席にはマイク・トラウト。一打出ればサヨナラのチャンスだったが三ゴロに終わりゲームセット。
両チーム計27安打、8本塁打が飛び出した乱打戦は10対11でエンジェルスが落とした。大谷は5打数1安打で6回に同点の口火となる二塁打が光ったが、勝利は遠かった。
構成●THE DIGEST編集部
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