４月26日のオリックス戦で、今シーズン初の「４番」起用の万波中正（日本ハム）が、２打席連続でボールボーイを強襲する２点適時打を放つ“珍事”が起きた。

　日本ハムが２対０と２点リードの３回、１死一、二塁のチャンスで、万波の引っ張った打球は、三塁線を破った。勢いよく転がったボールは、左翼ファウルゾーンに控えていたボールボーイの元へ。ボールボーイは慌ててジャンプで避けたものの、座っていた椅子にボールが当たってしまった。打球処理にもたつく間に、日本ハムは２人の走者が還りリードを４点に広げた。

【動画】椅子ごと移動！軽快に回避するボールボーイ

　これにオリックスの中嶋聡監督は「ボールデッド」を主張したが、故意ではなかったとされ、判定は翻らず「インプレー」として試合は再開。『DAZN』で解説を務めた今成亮太氏は、「こんなプレーなんて滅多にない。ただボールボーイに非はない」と彼を擁護した。
  　だが５回にもそれを再現したかのようなプレーがあった。１死一、二塁で第３打席に入った万波は、相手先発・田嶋大樹のツーシームをまたも三塁線に引っ張ったのだ。ボールボーイがいた位置目掛けて打球は抜けていくと、今度はボールボーイは椅子とともに軽快に避けた。この機敏な動きに、今成氏も「学習能力が高いですね」と称えている。

　これにはSNSでも多くのファンが反応。「反省して椅子ごと走るの好き過ぎる」「今日の裏ヒーローはボールボーイです笑」「反射神経にあっぱれ」「ファールゾーンが狭いのが悪い」「ボールボーイ側が気の毒すぎる」などと声が上がった。

　ボールボーイにとっては受難の１日となったが、万波の４打点により日本ハムは６対３と快勝した。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「泣かないで、顔あげて」伊藤大海がベンチで見せた“悔し涙”にファンも反応「そんな姿は見たくない！」【日本ハム】

【関連記事】「ちょっと生きづらい」村上宗隆が原英莉花との“熱愛報道”に言及！２号特大弾にファンは沸く「週刊誌ブーストw」「ラブパワー全開」

【関連記事】「うわーWBCの代償がデカい」山川穂高の登録抹消に不安の声相次ぐ！侍ジャパンの金メダルに貢献も「アグーやっぱり怪我したのかな？」