現地時間4月26日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。5打数2安打、5打席目には今季6号ホームランも放っている。また、4月1日以来の藤浪晋太郎との同世代対決でも安打を放った。
中盤にかけての大谷は、この日がデビューのアスレティックス先発ルイス・メディーナに翻弄された。初回の第1打席は100マイルに迫る剛球で力押しされ、フルカウントからショートゴロ。第2打席は打点こそついたものの、今度はチェンジアップ中心の投球にタイミングが合わず、3球目に手を出してファーストゴロに倒れている。
3打席目はいくらかボールを見極めようとしたものの、4シームと10マイルの差があるチェンジアップで緩急に翻弄された結果、ついに三振。初物にまったく手も足も出なかった。
6回からアスレティックスは、リリーフ転向初登板となる藤浪晋太郎を投入。奇しくもエンジェルスは1番からの打順であり、テイラー・ウォードをライトフライ、マイク・トラウトが四球の後、4月1日以来となる大谷との同世代対決が実現した。
大谷に対し藤浪はまず、99.9マイルの4シームを低めにドスン。続く2球目も98.9マイルをファウルチップと、力と力の刺激的な対決となったものの、ここは大谷が上回った。3球目も99マイル、外角のボール球だったが、大谷はこれを完璧に捉えてレフト前へと運び、本日初安打。レフトが打球を逸らす間にトラウトが生還して2打点目もついた。一方の藤浪も後続を抑え、2回1失点と好投して7回でマウンドを降りる。
そして、8回には大谷の最終打席が回ってくる。カウント1ー1からの3球目、真ん中低めに入ってきたシンカーを大谷は鮮やかにフルスウィング。ボールは快音残してセンター方向へ高々と上がり、フェンスギリギリでセンターが差し出したグラブを超えてスタンドに消えた。今季6号は122メートルのバックスクリーン弾となった。
これで11対3と点差を広げたエンジェルスはそのまま大勝。8試合ぶりに貯金を1とした。一方、アスレティックスはこれで両リーグ最速の20敗目。
構成●SLUGGER編集部
中盤にかけての大谷は、この日がデビューのアスレティックス先発ルイス・メディーナに翻弄された。初回の第1打席は100マイルに迫る剛球で力押しされ、フルカウントからショートゴロ。第2打席は打点こそついたものの、今度はチェンジアップ中心の投球にタイミングが合わず、3球目に手を出してファーストゴロに倒れている。
3打席目はいくらかボールを見極めようとしたものの、4シームと10マイルの差があるチェンジアップで緩急に翻弄された結果、ついに三振。初物にまったく手も足も出なかった。
6回からアスレティックスは、リリーフ転向初登板となる藤浪晋太郎を投入。奇しくもエンジェルスは1番からの打順であり、テイラー・ウォードをライトフライ、マイク・トラウトが四球の後、4月1日以来となる大谷との同世代対決が実現した。
大谷に対し藤浪はまず、99.9マイルの4シームを低めにドスン。続く2球目も98.9マイルをファウルチップと、力と力の刺激的な対決となったものの、ここは大谷が上回った。3球目も99マイル、外角のボール球だったが、大谷はこれを完璧に捉えてレフト前へと運び、本日初安打。レフトが打球を逸らす間にトラウトが生還して2打点目もついた。一方の藤浪も後続を抑え、2回1失点と好投して7回でマウンドを降りる。
そして、8回には大谷の最終打席が回ってくる。カウント1ー1からの3球目、真ん中低めに入ってきたシンカーを大谷は鮮やかにフルスウィング。ボールは快音残してセンター方向へ高々と上がり、フェンスギリギリでセンターが差し出したグラブを超えてスタンドに消えた。今季6号は122メートルのバックスクリーン弾となった。
これで11対3と点差を広げたエンジェルスはそのまま大勝。8試合ぶりに貯金を1とした。一方、アスレティックスはこれで両リーグ最速の20敗目。
構成●SLUGGER編集部
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