ゴジラが東京ドームに帰還した。
元巨人の4番打者で、メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースでも活躍した松井秀喜氏が5月3日に行なわれた巨人対ヤクルト戦の始球式に登場。大役を全うすると、日本テレビ系の地上波中継で特別解説を務めた。
現在はヤンキースでGM付特別アドバイザーを担う松井氏は、巨人時代のチームメイトだった高橋由伸氏、上原浩治氏と共演。古巣の試合を「解説者」として見守った。
試合は序盤にヤクルトが6点リードする展開だったが、今季からチームの主将に就任した4番・岡本和真が4回に反撃の3ランホームラン。さらに5回には、新外国人のルイス・ブリンソンが1点差に迫る2ラン本塁打を放ち、巨人が一発攻勢で点差を詰めると、松井氏は「これでこそジャイアンツですよ。この一発攻勢でね」と声を弾ませ、古巣の反撃を喜んだ。
さらに、試合前のミーティングで巨人の選手たちを激励したことが明らかになった。中継のVTRで松井氏が後輩戦士たちに向かって「まだ始まったばかりですし、これから取り返す試合はいっぱい残っています。ジャイアンツのユニフォームを着たら自分がどう貢献するか。レベルアップと巨人への忠誠心という2本柱をしっかり考えて頑張ってください」など、"金言"とも言えるエールを送る場面が放送された。
VTRが終わると、松井氏は「すみません。生意気なこと言ってました」と照れながらも「(巨人の)ユニフォームを着てないときは自分のレベルアップ。着たときには、"どうやってジャイアンツの力になるか"を考えていかなくちゃいけないと思います」と持論を展開。「私たちも、そう教育されてきましたしね。試合になると、そういう気持ちだけでしたね」と自身の経験を踏まえた、"ジャイアンツ・スピリッツ"を熱弁した。
松井氏の特別解説はSNS上でも話題になり、放送がスタートすると「松井秀喜」の名前がツイッターのトレンドワードに急浮上した。
同氏の一つひとつ丁寧な言葉遣いに対し、ツイッターでは「松井秀喜は何年経ってもスーパースターだな」「早くジャイアンツの監督してほしい!」「松井秀喜の解説は優しいな」「選手目線の気持ちを考えてくれてるね」と好評で、「喋りが居酒屋のおじさん」「巨人好きのオッサン化してて面白いw」「飲み屋のちょっと野球に詳しいオジさんみたい」といった声も見受けられた。
試合は、巨人が2点リードされた8回にドラマが待っていた。2死一、二塁と一打逆転のチャンスに、5回に本塁打を放っているブリンソンが3球目のストレートを捉え、スタンドインを確信。この試合2本目の3ランホームランで巨人が逆転に成功する。ボールがレフトスタンド中段に入った瞬間、東京ドームは大歓声が上がった。
最後は守護神・大勢が三者三振で締めてゲームセット。得点すべてがホームランという、松井氏が巨人の4番打者として活躍していた時代のジャイアンツを彷彿とさせる一発攻勢を決め込み、8対7でヤクルトを下した。
構成●THE DIGEST編集部
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元巨人の4番打者で、メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースでも活躍した松井秀喜氏が5月3日に行なわれた巨人対ヤクルト戦の始球式に登場。大役を全うすると、日本テレビ系の地上波中継で特別解説を務めた。
現在はヤンキースでGM付特別アドバイザーを担う松井氏は、巨人時代のチームメイトだった高橋由伸氏、上原浩治氏と共演。古巣の試合を「解説者」として見守った。
試合は序盤にヤクルトが6点リードする展開だったが、今季からチームの主将に就任した4番・岡本和真が4回に反撃の3ランホームラン。さらに5回には、新外国人のルイス・ブリンソンが1点差に迫る2ラン本塁打を放ち、巨人が一発攻勢で点差を詰めると、松井氏は「これでこそジャイアンツですよ。この一発攻勢でね」と声を弾ませ、古巣の反撃を喜んだ。
さらに、試合前のミーティングで巨人の選手たちを激励したことが明らかになった。中継のVTRで松井氏が後輩戦士たちに向かって「まだ始まったばかりですし、これから取り返す試合はいっぱい残っています。ジャイアンツのユニフォームを着たら自分がどう貢献するか。レベルアップと巨人への忠誠心という2本柱をしっかり考えて頑張ってください」など、"金言"とも言えるエールを送る場面が放送された。
VTRが終わると、松井氏は「すみません。生意気なこと言ってました」と照れながらも「(巨人の)ユニフォームを着てないときは自分のレベルアップ。着たときには、"どうやってジャイアンツの力になるか"を考えていかなくちゃいけないと思います」と持論を展開。「私たちも、そう教育されてきましたしね。試合になると、そういう気持ちだけでしたね」と自身の経験を踏まえた、"ジャイアンツ・スピリッツ"を熱弁した。
松井氏の特別解説はSNS上でも話題になり、放送がスタートすると「松井秀喜」の名前がツイッターのトレンドワードに急浮上した。
同氏の一つひとつ丁寧な言葉遣いに対し、ツイッターでは「松井秀喜は何年経ってもスーパースターだな」「早くジャイアンツの監督してほしい!」「松井秀喜の解説は優しいな」「選手目線の気持ちを考えてくれてるね」と好評で、「喋りが居酒屋のおじさん」「巨人好きのオッサン化してて面白いw」「飲み屋のちょっと野球に詳しいオジさんみたい」といった声も見受けられた。
試合は、巨人が2点リードされた8回にドラマが待っていた。2死一、二塁と一打逆転のチャンスに、5回に本塁打を放っているブリンソンが3球目のストレートを捉え、スタンドインを確信。この試合2本目の3ランホームランで巨人が逆転に成功する。ボールがレフトスタンド中段に入った瞬間、東京ドームは大歓声が上がった。
最後は守護神・大勢が三者三振で締めてゲームセット。得点すべてがホームランという、松井氏が巨人の4番打者として活躍していた時代のジャイアンツを彷彿とさせる一発攻勢を決め込み、8対7でヤクルトを下した。
構成●THE DIGEST編集部
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