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プロ野球

バウアーの「刀パフォーマンス」をハマの守護神・山﨑康晃が批判?“誤解”もあってアメリカでも注目の的に<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2023.05.02

3日に待望の一軍デビューを果たす予定のバウアー。記念すべき日本デビュー戦を前に思わぬ騒動に見舞われた。写真:産経新聞社

3日に待望の一軍デビューを果たす予定のバウアー。記念すべき日本デビュー戦を前に思わぬ騒動に見舞われた。写真:産経新聞社

 5月3日にいよいよ一軍デビューを迎える予定の超大物助っ人トレバー・バウアー(DeNA)。だが、記念すべき日本での初登板を前に、早くもひと悶着起こしている。

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 騒動の発端となったのは、ベイスターズの球団公式ツイッターが1日に投稿したある動画。その動画では、バウアーが三振を奪った際に見せる「刀パフォーマンス(SWORDセレブレーション)」を披露しながら「皆さまもぜひ一緒にやりましょう」と呼びかけていた。

 ところが、これに対して守護神の山﨑康晃が「公式が煽るな。あほちん。ノーリスペクト。もっと違うやり方がある」とリプライしたのだ。

 しかも、それが「バウアーがチームメイトに批判される」という文脈でアメリカに伝わってしまった。人気ポッドキャスト番組『Talkin' Baseball』の公式ツイッターはバウアーの動画を紹介しながら「チームメイトの山﨑康晃がこう反応した」と綴り、山崎のコメントを以下のように紹介した。
“Don’t be an idiot. This is disrespectful. There are better ways to go about this”。

 元のツイートにあった「公式が煽るな」という部分が抜け落ち、「あほちん。ノーリスペクト」の箇所がクローズアップされる形になってしまっているのだ。

 山﨑がバウアーのパフォーマンスを快く思っていないのは間違いないだろうが、批判の直接の矛先はむしろ球団に対してのもの。相手への敬意を欠くと捉えられかねないパフォーマンスを球団が先頭に立って煽るのはおかしい、という意図だと思われる。

 メジャー時代から、さまざまな騒動を巻き起こしてきたバウアー。そのせいか、アメリカでは「またあのトラブルメーカーが何かしでかしたのか」と受け止められているようだ。

構成●SLUGGER編集部

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