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MLB

「グッドゲームだ、しかし…」エンジェルス今季初の4連勝もファンは半信半疑!? 1ゲーム差で迎える首位攻防戦には不安も

THE DIGEST編集部

2023.05.05

現地4日のカーディナルス戦では7試合連続安打を放った大谷。翌5日からはレンジャーズとの首位攻防戦を迎える。(C) Getty Images

現地4日のカーディナルス戦では7試合連続安打を放った大谷。翌5日からはレンジャーズとの首位攻防戦を迎える。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間5月4日、敵地でセントルイス・カーディナルスと対戦し、11-7で勝利し、3連勝を収めた。前日リアル二刀流で自己最多タイの13奪三振の力投とともに5打数3安打の活躍を見せた大谷翔平は、この日も3打数1安打2四球と三度の出塁でチームに貢献した。
 
 貯金1で迎えたカーディナルスとの3連戦を“スイープ”で飾ったエンジェルス。今季初の4連勝で通算成績は18勝14敗、貯金も「4」となり、ア・リーグ西地区首位のテキサス・レンジャーズとのゲーム差は「1」へと縮まった。いよいよ首位の背中が見えてきただけに、ファンの期待も高まる一方だ。

 エンジェルス公式ツイッターの勝利を告げる投稿には、多くのファンから返信が寄せられ、「見事なスイープだ!」「信じてる!よくやった」「大谷は同じシーズンに10安打と20奪三振を記録した現代野球で初めての選手」「ワールドシリーズチャンプだ!」「素晴らしい勝利!」などと歓喜のコメントが寄せられている。

 しかし一方で、その戦いぶりは決して安定感のあるものではない。カーディナルスに最大9点差をつけた試合は、その後投手陣が打ち込まれ4点差となり、野手の好守にも助けられ、なんとか逃げ切る形となった。とりわけ2番手のアーロン・ループは、2死一塁からラーズ・ヌートバーに安打を、さらにポール・ゴールドシュミットに2点タイムリー二塁打を許して、1回持たずに降板。前回のミルウォーキー・ブルワーズ戦に続き結果を残せず、ブルペンの懸念材料となっている。

 この結果にファンも不安を覚えているようで、「ループはDFAだ」「グッドゲーム、しかし…」「なぜこのチームはストレスフリーに勝ってくれないのか…」「大きな勝利。いますぐループはDFAだ」などと楽勝ムードの試合が僅差の勝負となってしまったことにストレスを感じている様子で、とくにループへの批判の声が高まっている。

 現地時間5日(日本時間6日)からは、レンジャーズとの首位攻防3連戦が行なわれ、さらにその後には昨季ワールドチャンピオンで同3位のヒューストン・アストロズとの3連戦が控えている。9年ぶりのプレーオフ進出を狙うエンジェルスにとっては、前半戦の山場となる6連戦だけにファンもブルペンの調子に一喜一憂することになるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部
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