2年ぶりのリーグMVPは実現するのだろうか。現地5月8日、MLB公式サイト『MLB.com』は同サイトの記者による独自のMVP模擬投票を行なった。そのランキングで、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が大差をつける断トツの数字で1位を獲得したのだ。
大谷は8日、本拠地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。2打席連続でタイムリー二塁打を放つ活躍で、4打数2安打2打点とチームの勝利に貢献。現地9日(日本時間10日)、5勝目を懸けた先発マウンドに向け、大きな弾みを付けた。
大谷は今シーズンも開幕から投打でエンジェルスを牽引している。投手では2年連続開幕投手を務めるなど、ここまで無傷の4勝。39イニングを投げ、防御率2.54、59奪三振、WHIP0.87。一方の打者では先述の二塁打2本で打率.301と上昇。他にも7本塁打、22打点、出塁率.369、長打率.526、OPS.895と高いアベレージを誇る。
唯一無二の二刀流を今季もハイパフォーマンスで両立する日本人に、当然ながら2年ぶりのMVPを期待する声も少なくないようだ。冒頭で説明したMLB公式は「2023年シーズンはまだ長いが、5月の2週目に入り各リーグに明確なMVP候補が出てきた」と前置きする。そのうえで、「早期のMVP最有力候補は誰か?」との見出しで、同記者による独自のMVP投票の結果を発表した。
配信された記事を見ると、各記者が1位から5位の選手を選び、1位票が5ポイント、2位票が4ポイントと、各順位ごとにポイント制でランク付けされた。そして、43人の記者が投票に参加したなかで、1位票を30票も集めた大谷がアメリカン・リーグ堂々の1位に輝いた。
記事の寸評では、「2021年のアメリカン・リーグMVP受賞に続き、2022年はアーロン・ジャッジに次いで2位につけたショウヘイ・オオタニは、2023年もまたMVP級の活躍をしている」と、ここまでの活躍を称賛している。
加えて、大谷の今季のスタッツを触れたうえで「この二刀流スーパースターは、マウンド上ではこれまで以上に優れているように見える」と絶賛。「彼はエンジェルスが20勝16敗のスタートを切り、正々堂々アメリカン・リーグ西地区の優勝争いに加わっているのを助けている」とチームに欠かせない存在であると断言している。
MLB識者が見た現時点での"最有力MVPプレーヤー"と断定された大谷。今年3月に初出場したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では異次元の大活躍でMVPを受賞した男は、メジャーの舞台でもふたたびMVPを獲得するのか。大谷なら、そんな"偉業"も決して夢物語ではないかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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大谷は8日、本拠地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。2打席連続でタイムリー二塁打を放つ活躍で、4打数2安打2打点とチームの勝利に貢献。現地9日(日本時間10日)、5勝目を懸けた先発マウンドに向け、大きな弾みを付けた。
大谷は今シーズンも開幕から投打でエンジェルスを牽引している。投手では2年連続開幕投手を務めるなど、ここまで無傷の4勝。39イニングを投げ、防御率2.54、59奪三振、WHIP0.87。一方の打者では先述の二塁打2本で打率.301と上昇。他にも7本塁打、22打点、出塁率.369、長打率.526、OPS.895と高いアベレージを誇る。
唯一無二の二刀流を今季もハイパフォーマンスで両立する日本人に、当然ながら2年ぶりのMVPを期待する声も少なくないようだ。冒頭で説明したMLB公式は「2023年シーズンはまだ長いが、5月の2週目に入り各リーグに明確なMVP候補が出てきた」と前置きする。そのうえで、「早期のMVP最有力候補は誰か?」との見出しで、同記者による独自のMVP投票の結果を発表した。
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記事の寸評では、「2021年のアメリカン・リーグMVP受賞に続き、2022年はアーロン・ジャッジに次いで2位につけたショウヘイ・オオタニは、2023年もまたMVP級の活躍をしている」と、ここまでの活躍を称賛している。
加えて、大谷の今季のスタッツを触れたうえで「この二刀流スーパースターは、マウンド上ではこれまで以上に優れているように見える」と絶賛。「彼はエンジェルスが20勝16敗のスタートを切り、正々堂々アメリカン・リーグ西地区の優勝争いに加わっているのを助けている」とチームに欠かせない存在であると断言している。
MLB識者が見た現時点での"最有力MVPプレーヤー"と断定された大谷。今年3月に初出場したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では異次元の大活躍でMVPを受賞した男は、メジャーの舞台でもふたたびMVPを獲得するのか。大谷なら、そんな"偉業"も決して夢物語ではないかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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