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「ついに失点!」「サンタナ空気読めよ…」甲子園に悲鳴! 村上頌樹、60年ぶり快挙もセ界新の開幕32イニング連続無失点はならず

THE DIGEST編集部

2023.05.09

阪神の村上が60年ぶりの開幕31イニング無失点を達成したが、32イニング目にホームランを打たれた。写真:THE DIGEST写真部

 虎の村神様の記録がついに止まった。

 阪神タイガースの村上頌樹は5月9日、本拠地・阪神甲子園球場での東京ヤクルトスワローズ戦に先発登板。前回登板までに25イニングとしていた開幕からの連続無失点イニングを、セ・リーグタイ記録となる31イニングまで伸ばしたが、新記録となる32イニング目で記録が途切れた。

 0-0で迎えた7回だった。6回までを0点で抑え、60年ぶりのセ・リーグタイ記録となる快挙を成し遂げた村上。この回を抑えれば開幕32イニング連続無失点の新記録となるはずだったが、先頭打者のサンタナに対し、カウント2-2からの5球目の142キロのストレートを左中間スタンドに運ばれた。歓声と悲鳴が交錯した甲子園球場は騒然。マウンド上の村上は悔しさを露わにした。

【動画】サンタナが31イニング無失点の村上頌樹から放った先制アーチ!
 SNS上でも村上の失点には、阪神ファンを中心に多くの反応が見られた。「ついに村上失点。ただここまで通算で1点だよ。これは打線が打ってやらないと!」「サンタナ空気読めよ…と言いたいが、もっと空気読まないといけないのは佐藤。 絶好の満塁の場面で三振すんな」「村上ホームランなんて気にするな」「村上頌樹を負け投手にしたら"道義上"アカンやろ」「気にすんな村上頌樹 気にしろよ阪神打線」などと声が上がり、村上の力投を讃える一方で、援護できない打線への批判が集まった。

 結局、村上は7回を投げ終えて1失点で降板。防御率は驚異の0.28となっている。試合は1-0でヤクルトがリードして8回を終えている。

構成●THE DIGEST編集部
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