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「エ軍にとって大きな衝撃だった」大谷翔平の10号先制ソロ弾を指揮官が称賛!全幅の信頼「年間を通していい活躍をしてくれる」

THE DIGEST編集部

2023.05.19

初回に今季10号ソロ本塁打を放った大谷。メジャー5度目の二桁ホームランをマークした。(C)Getty Images

 チームに勢いをつける二刀流スターの一発を、指揮官も手放しで称えた。

 現地5月18日、敵地でのボルティモア・オリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、初回に先制打となる10号ソロホームランを放つなど、5打数2安打1本塁打2打点の活躍だった。

 プレイボールから10分もたたないうちに、試合はいきなり動いた。初回の第1打席で大谷は相手投手のチェンジアップを振り抜くと、打球は右翼席に飛び込んだ。大谷はその後、3打席凡退に倒れたが、同点で迎えた8回。2死満塁で迎えた第5打席では、一塁へのゴロで激走。投手のカバーが遅れ、1点を勝ち越す貴重な内野安打となった。チームはそのまま、6対5で接戦をものにした。

 サイクル安打目前だった15日の試合以来となるマルチ安打とし、勝利に貢献した大谷。
MLB公式サイトによると、大谷がホームランを打ったときのエンジェルスは8勝2敗、二刀流のときは7勝2敗、どちらも該当しなかったときは15勝20敗、全体で23勝22敗で現在ア・リーグ西地区3位で、首位を走るテキサス・レンジャーズとのゲーム差を「4」としている。
 
 直近2試合では8打数無安打に終わっていたが、指揮官の二刀流スターに寄せる信頼は簡単には揺るがなかった。試合後、エンジェルスのフィル・ネビン監督は「初回の一発は我々にとって大きかった」と称えた。

 指揮官は「オオタニは安定している。年間を通していい活躍をしてくれる」と評す。「彼は毎回ヒットを打つつもりはない。毎日ヒットを打つわけでもなく、毎日ホームランを打つわけでもない」と言ったうえで、「しかし、だ。ショウヘイの最初のホームランは私たちにとって大きな衝撃であり、それは私たちにとって有利に試合を進めることができた」と背番号17の一撃が、相手に大きな先制パンチを放ったと強調した。

 大谷以外にも、3回にはマイク・トラウトが左翼スタンドに10号2ラン本塁打を放ち、7番を担うルイス・レンヒーフォが4打数3安打の活躍。6回と8回にはチャンスを演出し、2得点を記録するなど打線は好調だ。チームはボルティモアでの4連戦を終え、明日から本拠地に戻る。

構成●THE DIGEST編集部

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