メジャーリーグは3月30日の開幕から、各チームが40試合以上を消化してきている。およそシーズンの4分の1を終え、米国内メディアではチーム、そして選手個人、それぞれの成績について様々な視点から評価するトピックが配信されている。
その中でも、メジャー1年目ながらボストン・レッドソックスの吉田正尚の名前は、多くの記事で取り上げられており、注目度の高さが窺える。
現地時間5月18日の『MLB.com』では「スロースタートから火が付いた選手たち」との企画が配信され、開幕直後は不振に喘ぎながらも、現在は好調の波に乗っているプレーヤーを紹介する記事の中で、日本人ルーキーが取り上げられている。
サンディエゴ・パドレスのホアン・ソト、シカゴ・ホワイトソックスのルイス・ロベルトJr.らとともに吉田のここまでのプレー内容が綴られており「ヨシダのメジャーでの最初の13試合では8つの四球とわずか5回の三振というポジティブな要素があった」と序盤での打撃成績を振り返っている。
その上で「4月19日まで、ヨシダはわずか1本塁打、長打も2本という成績だった。しかし、最近のレッドソックスでは、83打席で5本塁打、11本の長打、打率.374(現地15日までの記録)と、最高の打者となっている」として現在までのバッティングを称賛。さらに「日本プロ野球で過去5シーズン、年間平均20本以上の本塁打を放った彼は、レッドソックスのラインアップに強靭さを加えるためにボストンにやってきた」とここまでの好調ぶりを評した。
また、米放送局『CBS Sports』でも、シーズン序盤を振り返る「MLB第一四半期成績」と銘打ち、各チームの戦い振りにフォーカス。全30球団に対しA~Gで採点している中で、レッドソックスには「B」の評価。同メディアは「2022年の最下位から一転、2023年のレッドソックスはこれまでのところ、5割を超える成績を残している。MLBで最も過酷なスケジュールをこなしたにもかかわらず」とコメント。加えて「大きな話題となったマサタカ・ヨシダとの契約は、今のところ賢明なものであることが判明している」として、背番号7の活躍を称えている。
入団時より米球界、さらにメディアからも大きな注目を浴び、スプリングキャンプも制限されたなか、見事な成績を残してきている吉田。メジャー1年目の戦いはまだまだ続くが、人々のさらなる期待にそのバットで応えていく。
構成●THE DIGEST編集部
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その中でも、メジャー1年目ながらボストン・レッドソックスの吉田正尚の名前は、多くの記事で取り上げられており、注目度の高さが窺える。
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サンディエゴ・パドレスのホアン・ソト、シカゴ・ホワイトソックスのルイス・ロベルトJr.らとともに吉田のここまでのプレー内容が綴られており「ヨシダのメジャーでの最初の13試合では8つの四球とわずか5回の三振というポジティブな要素があった」と序盤での打撃成績を振り返っている。
その上で「4月19日まで、ヨシダはわずか1本塁打、長打も2本という成績だった。しかし、最近のレッドソックスでは、83打席で5本塁打、11本の長打、打率.374(現地15日までの記録)と、最高の打者となっている」として現在までのバッティングを称賛。さらに「日本プロ野球で過去5シーズン、年間平均20本以上の本塁打を放った彼は、レッドソックスのラインアップに強靭さを加えるためにボストンにやってきた」とここまでの好調ぶりを評した。
また、米放送局『CBS Sports』でも、シーズン序盤を振り返る「MLB第一四半期成績」と銘打ち、各チームの戦い振りにフォーカス。全30球団に対しA~Gで採点している中で、レッドソックスには「B」の評価。同メディアは「2022年の最下位から一転、2023年のレッドソックスはこれまでのところ、5割を超える成績を残している。MLBで最も過酷なスケジュールをこなしたにもかかわらず」とコメント。加えて「大きな話題となったマサタカ・ヨシダとの契約は、今のところ賢明なものであることが判明している」として、背番号7の活躍を称えている。
入団時より米球界、さらにメディアからも大きな注目を浴び、スプリングキャンプも制限されたなか、見事な成績を残してきている吉田。メジャー1年目の戦いはまだまだ続くが、人々のさらなる期待にそのバットで応えていく。
構成●THE DIGEST編集部
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