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大谷翔平の豪快弾で追撃ムードも…痛恨の“送りバント失敗”にエ軍監督が言及「タフな指示だった」

THE DIGEST編集部

2023.05.21

ツインズとの2戦目を落としたエンジェルスのネビン監督。(C) Getty Images

 反撃ムードのなかで"痛恨のバント失敗"だ。

 現地5月20日、大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンジェルスは、本拠地で行なわれたミネソタ・ツインズ戦に2対6と敗北。先発左腕パトリック・サンドバルが初回に3失点を喫し、試合序盤からリードを許す展開となったチームは、最後まで反撃の糸口を掴めず、現地5日のテキサス・レンジャーズ戦以来となる3連勝を逃した。
 
 なかでも痛恨だったのは、6回無死一、二塁という場面だ。直前には、大谷が2試合ぶりの11号ソロを放ち、さらにハンター・レンフローがセンター前ヒット、ブランドン・ドゥルーリーが死球で出塁。しかし、この好機で打席に立ったジャレッド・ウォルシュは、送りバントを打ち上げ、これがサードへの小飛球となってしまったのだ。

 結局その後、得点を奪えなかったエンジェルス。地元紙『Orange County Register』によると、フィル・ネビン監督は、バントのサインを出していたと明かした上で、「あそこでバントというのはタフな指示だった」と回顧。「ただ彼は、良いバンターだ」と戦列復帰したばかりのウォルシュをかばいつつ、同シーンを振り返っている。

 また、バントで得点圏にランナーを進め、次打者ジオ・アーシェラに打たせるつもりだったというネビン監督は、「勝つつもりでいるし、あれがベストチャンスだと感じた」とコメント。この采配に対してウォルシュは、「いい判断だと思った」と振り返っているものの、自身の失敗が流れを止める結果となり、悔しさをにじませていた。

 なお、豪快な一発を放っている大谷はこの日、4打数1安打1打点。現地21日の先発マウンドに向けて弾みをつけている。

構成●THE DIGEST編集部
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