ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地5月21日、本拠地エンジェル・スタジアムでのミネソタ・ツインズ戦に3番・投手兼指名打者の"リアル二刀流"で先発出場。投手では6回98球を投げ、被安打2、9奪三振、1失点と好投を見せたが、勝敗はつかなかった。また、打者では3打数1安打1四球(申告敬遠)。試合は4対2でエンジェルスが勝利を収めている。
【動画】シンカーとスイーパーの組み合わせにバットが空を切る! この日の大谷は、持ち前の"魔球"スイーパーにさほど依存せず、最速99マイル(158キロ)のフォーシームのほか、カットボール、スプリット、シンカーを自在に操った。大谷はこれまで投球の40%以上をスイーパーが占めていたが、今回の登板では他の球種の割合を高め、多彩なコンビネーションでツインズ打線を2安打に封じ込んでいる。
このピッチング内容に『The Athletic』などに寄稿するブレント・マグワイア氏が「今年最も多彩な投球を見せた」と讃えれば、"ピッチングニンジャ"の愛称で知られる投球アナリストのロブ・フリードマン氏も自身のツイッターを更新。95マイルのシンカーと83マイルのスイーパーで空振りさせた場面をオーバーレイ動画で示しつつ、「なぜゾーンから外れたスイーパーでスイングするの?」と綴り、途中まで同じ軌道のボールが急激に別方向へ各17インチ(43センチ)曲がっていく2球種のコンビネーションをクローズアップ。打者は完全なボール球のスイーパーに対しても、思わず手を出してしまっている。フリードマン氏は別の投稿でも、「93マイルのえげつないシンカー。18インチ(45.7センチ)動いた」と綴っている。
尻上がりに調子を上げた大谷は、ラスト4人を連続三振に斬って取る力投を見せた。打線の援護に恵まれず6勝目とはならなかったものの、多彩な変化球の組み合わせで変幻自在のピッチングを披露した大谷。より投球の幅を広げ、さらなる進化を予感させている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷翔平が登板前日に特大11号ソロ!
【動画】前回登板時の豪快3ランを含む全4安打!
【画像】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開! 花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
【動画】シンカーとスイーパーの組み合わせにバットが空を切る! この日の大谷は、持ち前の"魔球"スイーパーにさほど依存せず、最速99マイル(158キロ)のフォーシームのほか、カットボール、スプリット、シンカーを自在に操った。大谷はこれまで投球の40%以上をスイーパーが占めていたが、今回の登板では他の球種の割合を高め、多彩なコンビネーションでツインズ打線を2安打に封じ込んでいる。
このピッチング内容に『The Athletic』などに寄稿するブレント・マグワイア氏が「今年最も多彩な投球を見せた」と讃えれば、"ピッチングニンジャ"の愛称で知られる投球アナリストのロブ・フリードマン氏も自身のツイッターを更新。95マイルのシンカーと83マイルのスイーパーで空振りさせた場面をオーバーレイ動画で示しつつ、「なぜゾーンから外れたスイーパーでスイングするの?」と綴り、途中まで同じ軌道のボールが急激に別方向へ各17インチ(43センチ)曲がっていく2球種のコンビネーションをクローズアップ。打者は完全なボール球のスイーパーに対しても、思わず手を出してしまっている。フリードマン氏は別の投稿でも、「93マイルのえげつないシンカー。18インチ(45.7センチ)動いた」と綴っている。
尻上がりに調子を上げた大谷は、ラスト4人を連続三振に斬って取る力投を見せた。打線の援護に恵まれず6勝目とはならなかったものの、多彩な変化球の組み合わせで変幻自在のピッチングを披露した大谷。より投球の幅を広げ、さらなる進化を予感させている。
構成●THE DIGEST編集部
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