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大谷翔平、昨年7月以来「1番」での二刀流も6回9安打5失点で2敗目。バットも4試合ぶりノーヒットでエ軍2連敗

THE DIGEST編集部

2023.06.03

昨年7月以来「1番」での二刀流で臨んだ大谷。6回5失点で2敗目を喫し、バットも無安打に終わった。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間6月2日、敵地でヒューストン・アストロズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場した。6勝目を目指したマウンドだったが、今季ワースト9安打2被弾を浴びるなど6回5失点で2敗目。バットも4打数無安打に終わり、4試合ぶりのノーヒット。チームも2対6で敗れ、2連敗を喫した。

 昨年8月20日のデトロイト・タイガース戦以来となる「1番」でスタメン起用された大谷。さらに「1番」での二刀流は同年7月28日本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦以来でゲームに臨んだ。

 先頭打者で迎えた第1打席は、フルカウントからシンカーに反応も左飛。直後のマウンドでは3番のヨーダン・アルバレスに15号2ランを浴び、立ち上がりから2点を献上した。

 2点を追う3回1死一、二塁の2打席目は空振り三振。3点を追う6回先頭の3打席目もバットは空を切った。

 一方、2回以降はゼロに抑えていたリアル二刀流だが、5回に2死走者なしから四球と内野安打で一、二塁としてアレックス・ブレグマンに左前適時打を浴びると、6回も2アウトから内野安打で走者を背負うと、コーリー・ジュルクスに痛恨の2ランを許し、リードを5点に広げられた。

 大谷はこの回で降板。6イニング(107球)9安打、6奪三振、1四球、5失点と表情は冴えなかった。
 
 8回、第4打席の大谷は四球で出塁。すると、後続が機能しエンジェルスがようやく反撃するが、2点を返すのが精一杯。4点ビハインドのまま、迎えた9回。2死一、二塁のチャンスで大谷に5度目の打席が回ってくるが、初球を積極的に振り抜くも打球はあえなくレフト正面でゲームセット。大谷に今シーズン2度目の黒星が付いた。

構成●THE DIGEST編集部

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