ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地６月12日、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に２番・指名打者で先発出場。ア・リーグ本塁打トップタイに並ぶ今季19号を放った。

　５回の第３打席で反撃の狼煙を上げるレフトへの犠飛で１打点を挙げた大谷は、４-５と１点ビハインドで迎えた７回の第４打席、１死走者なしの場面でレンジャーズ２番手のグラント・アンダーソンと対峙。２球目の速球をフルスイングすると、大谷は打った瞬間にスタンドインを確信したように打球を見送り、クールにバットフリップ。ボールは左中間スタンド２階席へ飛び込み、特大の同点ソロホームランとなった。

　大谷の一発に現地の各メディアも一斉に反応。『Bally Sports West』のレポーター、エリカ・ウェストン氏は「オオタニが２階席へ打ち込んだ！試合は同点」と驚愕の絵文字とともに速報。大谷マニアの『FOX Sports』MLBアナリストのベン・バーランダー氏も「ショウヘイ・オオタニがシーズン19本目のホームラン！彼は両リーグで本塁打数２位タイとなった」と興奮気味に伝えている。

　試合は大谷のホームランで５-５の同点で７回表を終えている。 構成●THE DIGEST編集部
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