MLB

「MVPに疑いの余地はない!」レンジャーズ4連戦、投打フル稼働の大谷翔平をネビン監督が激賞「非現実的なシリーズだった」

THE DIGEST編集部

2023.06.16

投打でレンジャーズを圧倒した大谷。打撃では今季22本目の本塁打を放ちMLBトップタイに浮上した。(C)Getty Images

 圧巻の二刀流パフォーマンスに指揮官も感服するしかない。

 現地6月15日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に「2番・投手兼DH」として先発出場。チームが5対3で勝利したなか、投手として6回(99球)、被安打6、失点2、与四球1、奪三振3で今季6勝目(2敗)をマークすると、打者としては、22号2ランを放り込むなど2打数1安打2打点、2四球と躍動した。

 この一発により、今季の本塁打数でピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)と並ぶメジャートップに浮上した大谷。アメリカン・リーグでは、2位のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)に3本差をつけ、首位独走状態に入っている。さらに打率は.301と再び3割台に乗り、長打率.620、OPS1.002はいずれもメジャー1位という圧巻のスタッツだ。

 試合後、エンジェルスの地元紙『Los Angeles Times』はフィル・ネビン監督のコメントを掲載。1か月ぶりの白星を挙げた背番号17の投球内容について、「優れた打線に対してガッツある6回2失点。素晴らしい投球だった」と振り返ると、打撃内容にも、「本当に良かった。ただただ非現実的なシリーズだ」と高評価を下している。
 
 また、 MLB公式サイトによると、2021年までヤンキースの三塁コーチを務めていたネビン監督は、「ジャッジは息子のような存在だが、誰かが二刀流をやらない限りは、(大谷が)MVPになるべき」と言及。「(2年前と昨年の違いは何か?)より活躍した昨年にMVPを受賞できなかったのだから、その説明を誰かがしなければならない」と言い、次のように続けていた。

「彼が今やっていることをやり続け、我々がプラン通りにやっている限りは、(大谷のMVPに)疑いの余地はない」

 直近で異次元のパフォーマンを続けるなか、指揮官から2021年シーズン以来のMVP獲得へ太鼓判を押された大谷。ふたたびエンジェルスの背番号17が、球界最高の栄誉を受賞するのか。大いに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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