６月に入ってから絶好調の大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）。止まらないその活躍ぶりを受け、現地では２年ぶりのアメリカン・リーグMVPに期待が膨み続けている。

　現地６月18日、「２番・指名打者」として先発出場した敵地のカンザスシティ・ロイヤルズ戦では、第３打席で２試合連続の24号２ランをマーク。今季の本塁打ランキングでは、メジャー２位のピート・アロンソ（ニューヨーク・メッツ）に２本差、ア・リーグ２位のアーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）に５本差と独走状態だ。

　この試合後、米スポーツブックメーカー『BetMGM』は、公式ツイッターを更新。「ショウヘイ・オオタニのア・リーグMVPオッズは現在、-450だ」と書き始めると、「２番人気となっているアーロン・ジャッジのオッズは……+1800だ」と圧倒的な差を伝え、「誰かオオタニに競争相手を用意できないだろうか？」と脱帽の様子でフォロワーに問いかけた。
  　また今回、大谷を巡るア・リーグMVPオッズの推移に注目していたのは、同サイトのデータアナリストを務めるジョン・ユーイング氏。「開幕時：+200、先週：-225、現在：-450」と情報を共有した上で、「41パーセントがオオタニのMVP受賞に賭けている」と指摘を続けており、ここ数日の躍動が最新オッズに影響を与えているようだ。

　なお、今回掲載されたア・リーグのMVPオッズ上位は、以下の通り。

大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）-450 
アーロン・ジャッジ（ニューヨーク・ヤンキース）+1800 
コーリー・シーガー（テキサス・レンジャーズ）+3000 
マーカス・セミエン（テキサス・レンジャーズ）+3000 
ワンダー・フランコ（タンパベイ・レイズ）+3500

構成●THE DIGEST編集部

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