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MLB

識者からは「トップ3に入れるな」の厳しい声も... トラウト、10試合ぶりの一発!! 復活を信じるファンは「最近の苦闘に関心がない」

THE DIGEST編集部

2023.06.20

ロイヤルズ戦で15号本塁打をマークしたトラウト。(C)Getty Images

ロイヤルズ戦で15号本塁打をマークしたトラウト。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地時間6月18日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦に5対2で勝利し、13連戦を終えた。

 このゲームでは連続試合安打を続ける大谷翔平が今季24号を放ち、さらにマイク・トラウトもシーズン15本目の本塁打をマーク。両主砲が並び立ち、チームに勝利をもたらしている。

 今月に入ってからチームが白星を重ね、「二刀流スター」が絶好調を維持する一方で、トラウトは打率が1割台に沈むなど思うような成績を残せずにいた。主軸としての期待が大きく、開幕時には打棒を振るっていただけに、夏場を前にした現在、「現役最強打者」のバットが鳴りを潜めてきたことについては、米国内でもさまざまな声が上がっていた。

 エンジェルス専門メディア『Halos Today』では現地時間18日、公式サイト上でトラウトのここまでの成績などについて論じている。その中では米識者の声として『Bleacher Report』のケリー・ミラー氏が、オールスター中間発表でトラウトが2位になったことに異を唱えたと紹介されており、「ア・リーグの外野手部門で、トラウトを(ランディ)アロサレーナを上回るトップ3に入れるべきではない」との見解を示したと綴られている。
 
 また同メディアも、「ファンは、エンジェルスが多くの試合に勝利できたここ数週間で、トラウトが打席でいつものように力を発揮していない事実に気づいている。実際に過去5試合で、彼の打率は.176にとどまっている」と、主砲のスタッツが下降線をたどっていることを指摘した。

 しかし、その一方で「MLBの多くのファンは彼の最近の苦闘には関心がなく、最終的にはトップフォームに戻るだろうと信じている」と復調する可能性に言及。さらに、「トラウトがこの苦境を乗り越えることは誰もが知っている。おそらく今後のオールスターブレイクが助けになるだろう」と見通している。

 加えて「私たちはあまり先走りしたくないが、トラウトがまだ一度しか出場経験のないプレーオフに出場し、チームメイトのショウヘイ・オオタニとともにエンジェルスを優勝に導くことになるかもしれない」と、今季はポストシーズン進出にも期待を寄せている。

 今季6度目の大谷とのアベック弾は、自身10試合ぶりの一発。背番号27の完全復活を予感させるアーチは、2日後からのドジャース2連戦に向け、チームにとっても活力を与えるに充分なインパクトを放っていた。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】大谷&トラウトの連続ホームラン!

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