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「MLBのホームランキングが12Kだ!」大谷翔平の圧巻奪三振ショーに米投球分析家が絶賛!二刀流の真骨頂に感嘆「ありえない」

THE DIGEST編集部

2023.06.22

大谷は7回1失点12奪三振と好投したが、味方打線が沈黙。今季3敗目を喫した。(C)Getty Images

 圧巻のピッチングに米識者も感嘆の声を漏らした。

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が現地6月21日、本拠地でのロサンゼルス・ドジャース戦に「2番・投手兼指名打者」で先発出場すると、7回を投げ12個の三振を記録する奪三振ショーを披露。1失点の力投を見せたものの、チームは連夜の完封負けを喫した。

 メジャー6年目でドジャース戦初登板を果たした大谷は、初回からエンジン全開だった。2つの三振を奪い三者凡退に打ち取ると、3回までわずか1安打6奪三振の快投を見せる。

 4回、先頭打者のフレディ・フリーマンに中越えソロを被弾したが、失点はこの1点だけ。6回2死二、三塁のピンチの場面では、ギアを一段階上げ100マイル(約160キロ)の速球で空振り三振に。7回も危なげなく三者凡退に抑えたところで、マウンドを降りた。5月27日以来(マイアミ・マーリンズ戦)の二桁奪三振で、先発として十二分の役割を果たした。
 
 背番号17の好投に、米投球分析家の「ピッチング・ニンジャ」ことロブ・フリードマン氏は大谷の投球内容を絶賛。二桁に達した10個目のスプリッター、キャッチャーミットにズバッと決めた100マイルのストレートなど、ドジャースの強力スラッガー陣が次々とバットが空を斬る動画を連続で投稿。「MLBのホームランキング(24本塁打)が、12奪三振だ」と投打で異次元のパフォーマンスを見せる大谷に「ありえない」と賛辞を送った。

 試合はエンジェルス打線が連夜でドジャース投手陣の前に沈黙し、2試合連続の完封負け。二刀流スターの力投が報われず、今季3敗目(6勝)を喫した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】100マイル!!大谷翔平が12奪三振!

【動画】切れ味鋭いスプリットで空振りを奪う大谷翔平

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